ミームに取り憑かれた未来社会とは、短編連作の形で描かれた傑作SF物語!
- ★★★ Excellent!!!
AIエンジニアの安藤アキトは、完全自律式のドローン型AIエージェント・メメとともに、数々の事件を解決していくAI専門のトラブルシューターです。
こう書くと、少し難しそうと思われる方もいるかもしれませんが、逃げないでください。
大丈夫です。
作者さまは巧みな書き手。
わたしのようなAIに疎いものでも、さくさく読めて面白く、そして、ネット社会の勉強にもなりました。
物語は情報化社会で起きそうな、さまざまな事件を、アキトとメメが助けあって解決していく、連作短編小説の形式をとっています。
デジタル世界と現実が混ざり合う境界線で、奇妙なバグやミームによって、恐ろしい事件が起きる。
そんな「今後、起こりうるかもしれないネット社会の奇妙な現象」を、AIトラブルシューターという独自の視点から描いた意欲作。
人間の心理やネットの歪みでさらに複雑化した世界。
自分のパソコンの奥にも、得体の知れないものがいるかもしれないという、ぞくっとした恐怖を感じます。
どうぞ、お読みください。
この作品は、起こりうる可能性のある近未来の物語です。