なんとも不思議でいて、美しい異種族間の恋愛物語! 素敵です。

本編の主人公は、モンスターの血をもつ少年。
彼は生まれながらに手が欠損しており、その代わりに羽をもつ特殊な種族で、その異様な姿ゆえに、奴隷として両親に売られてしまう。

彼の存在そのものが、物語のテーマであるだろう欠落だと思います。

彼に手を差し伸べるのが、売られた先にいた姫。
彼女もまた、城に囚われ、自由のない存在で、このふたりが共に育ち、そして、せつない愛を育んでいく。

その過程は、なんともせつなく美しい。


身体的な欠損と自由という概念をうまく絡めた短編ファンタジーラブストーリーです。
どうぞお読みください。