概要
途中から読むなら近況ノート(全て挿絵有り)からがお勧め!
九尾の狐。
崇徳天皇。
毒竜ヒュドラ。
地獄の門番シャルヴァラ
——世界を混沌に沈めようとする存在。
その名は——
邪神〇〇〇〇〇〇。
世界中の怪異が動き始めた。
——怪異退治を請け負う会社がある。
株式会社怪奇現象総合研究所――通称「怪研」。
代表の小朝日永吉は、
霊、妖怪、UMAなどの厄介ごとを調査し、時には退治する怪異ハンター。
スマホをはじめとする電子機器に霊気を流し込み、怪異と戦う。
押入に住み着いた霊。
廃ビルに取り憑く怨霊。
人を殺してしまった河童。
そして——伝説の妖怪、九尾の狐。
気楽な怪異退治のはずだった。
だが、依頼を追ううちに気付く。
各地で怪異が
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!初めは日常に潜む怪異を、現在は邪神との激戦を描いた、壮大な物語
全ては小朝日永吉という人物が、株式会社怪奇現象総合研究所を立ち上げた事から始まった。
当初は身近な怪異事件を解決するにとどまっていた永吉だが、やがて大いなる運命と対峙する事になる。
怪研でバイトをする事になった、霊感少女・神代沙世。
彼女を雇った日から、徐々に歯車が噛み合い始める。
〇尾の〇との激闘。
その欠片を求めて、全国を大冒険する、永吉達。
やがて世界を脅かす事になる、邪神の影さえ見え隠れする様になる。
魔封じの剣士・後呂仁や、魔法少女・亜里沙クロウリー達と共に激戦を潜り抜けていく、永吉と沙世。
いえ、いえ。
この御作は、正に激戦の連続です。
息をつく暇もなく、強大…続きを読む - ★★★ Excellent!!!除霊はビジネス、呪いは告知事項。
不動産屋・宅見。
彼の存在がこの物語を最高に面白くしていると思い、こんな視点で紹介してみます。
株式会社、登記完了。
目的:未確認生物の捕捉、異次元空間の検証。
そんなフザけた会社になんとなくまきこまれ。
ただ家を売りたいだけなのに。
幽霊に仮想通貨のパスワードをうっかり聞いたり相続の心配をしたり。
プロとしての使命感と、
常識人としての恐怖の板挟み。
怪異より告知事項を恐れ震えながらも査定をしちゃう職業病から抜け出せない哀れさが
怪異の不気味さを絶妙なエンタメに変えてくれる。
もちろんハイテク機器(と執念)で戦う所長・永吉と、
圧倒的な霊力を持つ女子高生・沙世の主人公勢も魅力たっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人と怪異が交差する“優しい怪談”。温度差が癖になる物語。
怪奇現象を扱う物語でありながら、恐怖よりも人間味と温かさがじんわり残ります。
永吉の飄々としたキャラクターが、怪異の不気味さと絶妙なコントラストを生み、安心させてもらいながらも次の展開へと引き込んでいかれます。
怪異そのものよりも、そこに宿る感情や未練の形をが丁寧に描かれ、幽霊の未練が意外な方向へ転がったり、祟り火の裏に人間の情念が潜んでいたりと、怪奇と現実の境界が柔らかくつながる感覚。
沙世の霊感と純粋さが、怪異との向き合い方に新しい視点をもたらし、永吉とのコンビ感にも魅力があります。
怖さより切なさや救いが残るタイプの怪談だと思います。