概要
堕ちた神々が人を喰らう、呪われし都《千年京》。
人々は、堕神の対抗組織《国家退魔師隊》に頼り、異形の脅威に怯える地獄の日々を送っていた。
だがそんな中、国家を凌駕する新勢力《暁月》が出現。
最小勢力にして、最強。組織を率いる青年ーー華上 亜蓮。彼らは国家を上回る異能を振るい、堕神を次々と祓い始めた。
全ての始まり《逢魔》を葬り、千年京を消し去るために。
あの日から壊れてしまった日常の中で、それでも誰かの為に進む人達がいる。
◆それっぽい和風ダークファンタジー×異能バトルものが読みたくて、自分で書き始めた小説です。キャラクターと心理描写に力入れてます。なんやかんやあってのハッピーエンド確定で完結目指して細々と進んでいます。
◆月2回更新目標で細々と書いています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!没入感がすさまじい、感情をかき乱される和風退魔ファンタジー
第2章まで一気読みしました。読む手がとまらないとまらない!
幻想的でありながら禍々しい「千年京」という舞台。
重い過去を背負いながら、それでも賢明に今を生きるキャラクターたちの切実さ。
先が気になってしかたない巧みな構成。
キャラクターの息遣いと世界観の描写が自然で、巧みで、美しいです。
それほど、登場人物たちの関係性や、目の前の情景が、すっと自然に広がってくるんです。
短いやりとりだけで、その人物がどんな人間で、どんな信念を持ち、どんな過去を背負っているのかが伝わってくる。そしていつの間にか、気づけば全員を応援していました(敵勢力含め)。
緊迫した場面でも、ふとした日常のやりとりや…続きを読む - ★★★ Excellent!!!絶望の中で淡く光る。人間臭いキャラクター達が征く和風ファンタジー!
異能バトルと和風を掛け合わせたようなファンタジー作品です!
おすすめポイントは主に2つ!
①緻密な世界観
2030年という、少しだけ未来の日本を舞台に、未曾有の大事件から異形蔓延る都となった『千年京』を軸に話は進みます。
敵は『堕神』。その名の通り堕ちた神々です。神々や妖など、日本古来からある神話チックな物を扱うこともあり、世界観がかなり緻密に作られています。
特に、神々関連のお話は、もはや読んでいてためになるほどです!
②人間臭いキャラクター
そして、もうひとつの魅力はキャラクターです!
この作品は主人公だけに焦点を当てられる作品ではなく、秀逸な群像劇になっています。
もちろん焦点は主…続きを読む - ★★★ Excellent!!!現代の風景が異界に染まる、圧倒的「視覚体験」と語彙の美学
第3章第6話まで拝読した時点のレビューです。
登場人物の魅力、関係性の尊さについては他の方が書いておられるので、好きなところを、あえてニッチな視点中心に語らせてください!
① 日本人の魂に触れる「語彙」の選択
「逢魔時」「神隠し」「四は死を連想する」などの、日本人の意識に通底するような語彙、知識が、独自の意味を持って立ち上がります。
② 現代×伝統が織りなす「和のサイバーパンク的」シナジー
新幹線✖️屋敷、携帯✖️◯◯契約、高級ホテル✖️呪われた都など、日常の隣に異界が並立する様が、現代日本的なクールさを体現しています。
③張り巡らされた伏線
序盤の何気ない会話、描写がのちに牙を剥いて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!幾重にも重なる人の情と、想い、意思の物語
人が人を思い合う気持ちは多層的で、一言で言い現わすにはあまりにも難しく
又、多角的で、一次元の物差しでは到底図り切れない
愛と言う感情であっても、恋愛のみならず、友愛もあり、愛着があり、家族愛があり、情がある
愛ゆえに守り、愛ゆえに戦い、愛ゆえに優しく接し、愛ゆえに仄暗い行いをしてしまう
一様ではない多様な感情、行動ををぎゅっと濃縮して感じられる物語です
主役格たちはもちろん、脇を固めるキャラクター達も、多くのお思いと意思、考えを持ち活躍するところがこのお話の深いところ!
是非、未読の方々にこの人の感情の多面性を感じていただきたいです!
本筋には悲劇がちりばめられていますが、コメディ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!呪われた都で交錯する、優しい戦士達の想い。そして……悶絶!ぐはっ
日本人が心の奥底に抱く、「神」への恐れ。それが、おどろおどろしく、顕現してしまった世界。
本能的に感じてしまう、絶対的なものが敵として立ちはだかる恐怖。それに立ち向かいながら戦い、生きていく主人公たち。
どうしようもない絶望感が滲む世界だからこそなのか、登場人物達全ての生き方が鮮烈で美しく、説得力を持った等身大の人物として、脳内に生き生きと浮かび上がります。
この作品の一番の魅力は、「キャラクター」
どのキャラも信念を持ち、濃厚な過去の薫る立ち振る舞いをし、温度の灯ったセリフを吐いています。何より、主人公たちを取り巻く恋模様は、悶絶必至です。
「好き」という一番奥底の大事な感情の上に、幾重…続きを読む