人生はどうも、ほんの些細な出来事で進むレールが変わるものだ。

夜の高校に響く不可解な噂——「氷河の夜」
誰もいないはずの校舎2階が、22時を回ると、銀世界と化すという。

天札 詠は、特に目立つタイプじゃない。
が、仲間と「氷河の夜」を見に行くことになってしまった。

誰もいないはずの夜の学校。
なぜか教室の外から声が聞こえる。

そこにいたのは、秘密を抱えた1個上の先輩・二降澪奈だった。

「自分が何をしたか分かっているの…。天札君ッ!!」

人生の分岐点は自ら選べない。
命を落とすには十分な条件がそろっていた。

「異能(ミステル)」×「謎(ミステリ)」の学園異変譚、これより開花。

その他のおすすめレビュー

🐟あらまき🐟 @『カクヨムコン』応援中🚩さんの他のおすすめレビュー458