概要
市立巾離《はばり》高校に通う1年生、天札詠《あまふだよみ》はある日、友人から校舎の一部が夜中に突然凍結する謎の怪現象・【氷河の夜】の存在を聞く。
謎を確かめるため、クラスメイトと共に検証に行く詠だったがそこには思わぬ人物が⋯?
これが人生の分岐点。希望も絶望も人の想いも、全てを咀嚼する少年は仲間達と、様々な異能(ミステル)が絡む事件に巻き込まれていく。
それはミステリーと現代ファンタジーが交差する「人を知る物語」。
ようこそ。異能力バトル×青春ミステリーの世界へ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!異能と謎が噛み合う、学園バトル×ミステリー!
EP2の4章までの時点でのレビューです。
本作は、市立巾離高校を舞台に、主人公の天札詠(よみ)が不可思議な現象「氷河の夜」をきっかけとして、異能(ミステル)が関係する事件へ巻き込まれていくところから始まります。
学園ものと現代ファンタジー、そしてミステリー要素が融合した今までに読んだことのない作品でした。
仲間だけでなく敵の能力もバラエティーに富んでいます。その描き方もとても分かりやすく、しかし戦闘は常に先の読めない緊張感に満ちています。
この作品で特に好きなところは、ただ最初から能力が目覚めて強くなる者だけでなく、人として成長して、それが能力につながる場合もあるのだというところです…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ヒューマンドラマ×異能バトル×ミステリーが交錯する、予測不能な物語!
考察好き、少年漫画好きの方に刺さること間違いなしの名作です!
この物語を織りなすのは、魅力にあふれた登場人物たち。
彼らはそれぞれ複雑な事情を抱え、弱さや醜さを表に出さぬまま生きています。
その内面の深層心理と結びついた「異能」を通じ、守るべきもののために戦いへと身を投じていく姿に、強く心惹かれることでしょう。
「オレは人を知っていきたい」
ある後悔を背負いながらも、この願いを抱き続ける主人公・詠。
彼に目覚めた異能は、「人を知るほど強くなる」という、極めて特異な能力です。
多種多様な異能が交錯するバトルは、密度が高く、そして予測不能!
味方だけでなく、敵でさえも、感情移入せずには…続きを読む - ★★★ Excellent!!!能力バトルものが行き着く一つの境地
異能を持ったキャラクターたちが集まり、その力を存分にぶつけ合う物語って、ミステリーに似てないか。
そう思ったことがある人は数知れないと思う。本作は、そんな異能力バトルに潜在するミステリー要素をより意図的に引き出し、物語として成立させた一つの境地に感じる。
すなわち、泥臭く相手の能力の限界や詳細を伺い、伏せた自分の能力でどう穿つか!
また、それらに花を添えるのが主人公の能力のキワモノ加減や、登場人物たちの関係性だろう。それに加えて、ミステリーらしい「ドッキリ」要素もしっかりと完備している。
エンターテイメント性がミステリーへ……否、ミステリー性がエンターテイメントとして昇華されている…続きを読む - ★★★ Excellent!!!”人を知る”異能がまさに最強!?読む手が止まらないアクション異能バトル
主人公の詠くんの異能(ミステル)は他の作品ではなかなか見ないもので、それだけでもオリジナルの強さを感じるのですが、魅力的な登場人物たちがとにかくすごい。
深堀りされた詠くんの仲間たちと、敵側のまた設定の濃いこと。
明らかに最初は絶対不利と思われるシーンも、これまた少年漫画のごとく痛快にご都合主義なしにがらっと塗り替えてしまう。
蠍會のメンバーもストーリーの進行とともに「前はこうじゃなかった」と書かれているので、ただの悪役じゃない。
どちらにしてもそれぞれの正義があって、それぞれの痛みがある。
戦いたくなくとも、そうしなければならなかったという痛みが伴う。
異能のバランス(敵味方問わず)も絶…続きを読む