概要
【カクヨムコンテスト11現代アクション・異能バトル部門中間選考突破】
【このライトノベルがすごい!WEB大賞中間選考突破】
市立巾離《はばり》高校に通う1年生、天札詠《あまふだよみ》はある日、友人から校舎の一部が夜中に突然凍結する謎の怪現象・【氷河の夜】の存在を聞く。
謎を確かめるため、クラスメイトと共に検証に行く詠だったがそこには思わぬ人物が⋯?
これが人生の分岐点。希望も絶望も人の想いも、全てを咀嚼する少年は仲間達と、様々な異能(ミステル)が絡む事件に巻き込まれていく。
これは「人を知る物語」。
ようこそ。異能力バトル×青春ミステリーの世界へ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人を知って強くなれ!異能とミステリーが織りなす青春の一頁!
《EP5までを拝読した上でのレビューとなります》
本作の魅力は、とにかくたくさんの種類がある異能(ミステル)を使用した熱きバトルシーンでございます!
各キャラクターごとの『深層心理』を強く反映しているため、どのキャラクターも個性的。読者さまは、必ずや"推しキャラ"あるいは"推し異能"を見つけられると思います。
そんな『異能×ミステリ』はタイトル通り、
『ミステリー』の要素も含んでいるとても贅沢な物語。
『氷河の夜』と呼ばれる学校内での噂話から始まり、次第に街の外へと舞台が移り変わっていきます。
部活動の一環で事件に巻き込まれていくので、現在高校生の読者さまは、よりいっそ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夜の学校の怪談が、本物の事件に変わる瞬間が……面白いです!
市立巾離高校で起きた怪現象をきっかけに、主人公の天札詠(あまふだよみ)と、その仲間たちが異能の絡む事件へ関わっていく青春ミステリーです。
異能力バトルのわくわく感もありつつ、ちゃんと「これはどういうこと?」と考えながら読めるところが面白い作品でした。
まず、すごく読みやすかったです。
一般的な異能ものの、設定の多さ、専門用語の重さ、、こういうのって少し身構えてしまうこともあるのですが、この作品は入り口が学校の怪現象なので、すぐに物語へ入れました。
異能の不思議さや事件の謎だけでなく、そこに関わる人の気持ちまで見えてくる感じ、それに読者は感情移入もしていきます。
とても面白いです。
天…続きを読む - ★★★ Excellent!!!身近に感じる異能な心理ドラマ
日常的な学校風景から始まる本作は、校内で噂になっている怪現象の「氷河の夜」を見にいくことで少しずつ動き出します。
序盤から緊張感があり、対話は軽快で物語に必要な説明をしっかり忍ばせてあるので、グイグイ世界に引かれていく。
そのような引き込みは、まさに作者様のセンスとサービス精神のたまものであり、なにより主人公の天札詠を筆頭に人物造形が素敵です。
異能研究部など独特な物語の雰囲気を楽しみながら次々と仕掛けに出会うので、とにかく退屈しません。
そして彼らが全力で運命に立ち向かう姿には、圧倒的な求心力があります。
これは青春学園ものではとても収まらない、あらゆる心理が交錯する濃厚なヒュー…続きを読む - ★★★ Excellent!!!✍️ 緻密に計算された伏線と、王道を凌駕する再誕のカタルシス 🔥
本作の最大の魅力は、物語の至る所に散りばめられた伏線の美しさにあります。
序盤に語られた何気ない日常の台詞や、六月なのに設置されたヒーターという違和感。
それらが全て「異能(ミステル)」という巨大なパズルのピースとして収まっていく構成力には、作者様の卓越したセンスを感じずにはいられません。
特に、主人公である天札詠のキャラクター造形が秀逸です。
他人に興味を持てない孤独な少年が、命を賭けた極限状態で「人を知りたい」と叫ぶシーンには、魂が震えるほどの熱量がありました。
物語はまだ序章に過ぎません。
蠍會という謎の組織、そして地下室に潜む異能研究部の真実。
読み進めるごとに深まる謎と、それ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異能と謎が噛み合う、学園バトル×ミステリー!
EP2の4章までの時点でのレビューです。
本作は、市立巾離高校を舞台に、主人公の天札詠(よみ)が不可思議な現象「氷河の夜」をきっかけとして、異能(ミステル)が関係する事件へ巻き込まれていくところから始まります。
学園ものと現代ファンタジー、そしてミステリー要素が融合した今までに読んだことのない作品でした。
仲間だけでなく敵の能力もバラエティーに富んでいます。その描き方もとても分かりやすく、しかし戦闘は常に先の読めない緊張感に満ちています。
この作品で特に好きなところは、ただ最初から能力が目覚めて強くなる者だけでなく、人として成長して、それが能力につながる場合もあるのだというところです…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ヒューマンドラマ×異能バトル×ミステリーが交錯する、予測不能な物語!
考察好き、少年漫画好きの方に刺さること間違いなしの名作です!
この物語を織りなすのは、魅力にあふれた登場人物たち。
彼らはそれぞれ複雑な事情を抱え、弱さや醜さを表に出さぬまま生きています。
その内面の深層心理と結びついた「異能」を通じ、守るべきもののために戦いへと身を投じていく姿に、強く心惹かれることでしょう。
「オレは人を知っていきたい」
ある後悔を背負いながらも、この願いを抱き続ける主人公・詠。
彼に目覚めた異能は、「人を知るほど強くなる」という、極めて特異な能力です。
多種多様な異能が交錯するバトルは、密度が高く、そして予測不能!
味方だけでなく、敵でさえも、感情移入せずには…続きを読む - ★★★ Excellent!!!能力バトルものが行き着く一つの境地
異能を持ったキャラクターたちが集まり、その力を存分にぶつけ合う物語って、ミステリーに似てないか。
そう思ったことがある人は数知れないと思う。本作は、そんな異能力バトルに潜在するミステリー要素をより意図的に引き出し、物語として成立させた一つの境地に感じる。
すなわち、泥臭く相手の能力の限界や詳細を伺い、伏せた自分の能力でどう穿つか!
また、それらに花を添えるのが主人公の能力のキワモノ加減や、登場人物たちの関係性だろう。それに加えて、ミステリーらしい「ドッキリ」要素もしっかりと完備している。
エンターテイメント性がミステリーへ……否、ミステリー性がエンターテイメントとして昇華されている…続きを読む