異能と推理が響き合う。読むほどに強くなる青春覚醒譚！

本作は、少年漫画の熱さと、ミステリーの緊張感が同時に押し寄せる、読めば読むほどクセになる作品です。

まず心を掴まれたのは、異能バトルの、バリエーションの豊かさ。
派手なアクションだけでなく、能力の相性や制約をどう突破するかという頭脳戦がしっかり描かれていて、毎回「次はどう戦うんだろう」とワクワクさせられます！

そして主人公・詠くんの成長が本当に熱い。
敗北から学び、立ち上がり、他者を知ろうとする姿勢が、ただのバトルものではなく、「人を知る物語」としての深みを生んでいます。

彼が自分の異能〈グラトくん〉とどう向き合い、どう強くなるのか。
その過程がたまらなく魅力的。

可憐なヒロイン、二降先輩をはじめとした異能研究部の仲間はもちろん、敵組織・蠍會のキャラたちも一筋縄ではいかず、悪役なんですが、どこか憎めない人物ばかり！　
それぞれの個性が見えるからこそ、戦いに重みが生まれます。

『転スラ』や『HUNTER×HUNTER』『NARUTO』のような「能力×成長×仲間×敵の魅力」が好きな人は、間違いなく刺さるはず！

最新話に追いつきたいのに、「少年ジャンプ」を週一で待っていた頃のように「じっくり味わいたい」と思わせてくれる、そんな作品です(*´ω｀)

ぜひ、ご一読ください！