学校の王子様に恋愛指南をお願いしたら、なぜか王子との距離が縮まったんだが！？

　全くといっていいほどモテない男子高校生、黒田隼人。

　彼は同じクラスの清水静香と付き合いたいと思いながら、碌な会話もできないままでいた。

　そんな自分を変えるために頼ったのは、自分とは正反対のモテ男。「２－１の王子様」という異名を持つ、白川優だった。

　なぜか異常に協力的な優と手を結び、隼人は徐々に静香との距離を縮めていく。

　しかし、同時に優との距離も縮まってきて！？

「清水さんだけじゃなくて、僕とも仲良くしてほしいな」
「いやあ、どうしよっかな～！　なんか、オレの知ってる仲良くとは意味が違いそうだからな～！！」

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参考文献
サン=テグジュペリ著、石井洋二郎訳（2005年）『星の王子さま』ちくま文庫