正直な話、バイクは好きだけど、レースやそれを取り巻く技術やコミュニティ、人となりにはあまり興味を抱いておりませんでした(今でもただ『オートバイを愛する』というひとつの大きな山頂を目指す登山者として、この物語はどういったルート、プロセス、心境や覚悟によってバイクに対してアプローチをするのか、丁寧に描写されており、非常に読み応えのある作品だったと感じます。未だ持ち得ない感覚を垣間見る事が出来まして大変勉強になりました。
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