第二章「少年たちとオートバイ」
第1話「少年たちとオートバイ」
不登校だった少年怜(れい)は、オートバイに出会い灰色だった世界に色を取り戻した。
怜が一生懸命オートバイを磨くと、オートバイはピカピカ輝いてこの世界にある美しいものをキラキラ輝かせて見せてくれた。
「月刊オートバイ」と「マガジン」を抱えた茂樹は今日もアルバイトに精を出す。
彼がカワサキ「z400GP」を手に入れるまであと少しだ。
「駅裏のキング」翔太は「スカイ」を卒業してホンダ「CBX400F」を手に入れた。トリコロールカラーのCBXは全生徒の憧れだ。
「七曲り」の怜の宿敵真司は、ここまで4勝4敗。最近では真司が駆るヤマハ「チャピー」が駅裏のキングになったようだ。
怜は今日もせっせとオートバイを磨く。
青い春にしか見えない、この世界の輝きを探して。
怜の新しい相棒、ホンダ「VT250F」と共に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます