概要
目に見えないものの、力とは。ショコラと音楽、そして……全ての創作者へ
ピアニストの響子とショコラティエの匠。
お互いに作り出すのは、目に見えず、数字に表れない。
それぞれが抱える悩みと苦しみ。そして——
全ての創作者と、その受け手へ。
お互いに作り出すのは、目に見えず、数字に表れない。
それぞれが抱える悩みと苦しみ。そして——
全ての創作者と、その受け手へ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本当の価値に気づける物語の読後は、ききりとした口どけのショコラのよう
必要かどうかで物事を判断していくことは、人生において少なくないことなのかもしれません。
お金も時間も限られている中で、自分にとって最善なものを取捨選択していかなければいけないのですから。
しかし、サービスを提供する人々へ向けられる心ない言葉の数々が鋭い刃となって襲っていることを、与えられる側は常に意識できているでしょうか。
ピアニストの響子とショコラティエの匠の心にのしかかる言葉は、カクヨムを利用するすべてのユーザーにも無関係ではありません。
何かを愛したり、ひたむきに形にしようとしたりする方にこそ、贈りたい物語です。惜しみない拍手を送りたくなる音楽と、心が弾む美味しい品々がきらめく短編を…続きを読む - ★★★ Excellent!!!なくても生きていけるけど。
「音楽」と「菓子」。それは言ってしまえば人が生活する上で、なくても生きていけるものかも知れません。
この物語はその「なくても生きていけるもの」を生業とする二人の物語です。
菓子、特にチョコレートは身体に悪い面もあり、音楽に至っては奏でることが「気楽なもんだ」と捉える人もいるでしょう。虚学なんて実学と比べれば──、という風潮さえあるのかも知れません。
そんな言葉のトゲが二人に刺さり、「必要不可欠ではない菓子と音楽」で生きている二人は意気消沈するのですが……。
でも実はこの「菓子」と「音楽」、紀元前からある存在なんですよね。菓子は約5000年前から存在するし、音楽に至っては「最古…続きを読む