ちらくあき

主人公ブレイブはとんでもなく暗い過去があるのに、裏がなく、憎むべき敵にすらその手と癒しの力を差し出します。 真っ直ぐで、気持ちが良い主人公です。 真っ直ぐ過ぎて、仲間の苦労も絶…続きを読む

幽霊が見えるれいと幽霊に取り憑かれたりんこが織りなす空気感は、狂気の中でもふわふわで甘く、とても優しい。 背景は確かにホラーなんですが、可愛らしい二人がどんな物語を紡いでいくのか…続きを読む

最後まで読んで、成る程な、と思いました。

特に、第16話は、PVや評価が増えなくて悩んでいる書き手には是非読んでもらいたいです。

やっぱり小説は楽しんで書かないとね！

ネタバレを避けるため曖昧な表現になりますが、最初の衝撃的展開からここまで優しい物語に繋がるとは思いませんでした。 ただ、優しい物語の中にも、常に狂気と不穏さが漂っていて、それが全…続きを読む

感情をテーマにした重厚なＳＦ短編でした。 作品内で語られている通り、私達の行動を不合理なものにしているのは、確かに感情なのかもしれません。 ですが、この感情が人を人たらしめてい…続きを読む

「最後は泣ける、感動学園催眠エロコメディ」の看板に偽りなしの小説でした。 最初は、おいおい、こんな変態主人公にこんな変態能力渡して大丈夫か？　年齢制限必要になっちゃうんじゃないの…続きを読む

第三十話までのレビューです。 冒頭のシーンでは、ノアコが魔法とは異なる「何か」をぶっ放しているシーンから始まりますが、後に、彼女には魔力が全くないことが分かり、継母によって虐げら…続きを読む

最初にイメージした内容と全く異なる、社会の歪に対する問題提起的な小説であり、これはこれで成る程面白いと最後まで読ませていただきました。 ダジャレが殺意を生む……あり得ない話ではな…続きを読む

とても読みやすく、続きが気になる小説でした。

月に行った彼がどうするのか、果たして彼女は今も生きているのか、短編ながら色々と想像の膨らむ良作だと思います。

こんなに優しいＳＦ小説は久し振りに読みました。

ＡＩの進化がロビンのようなロボットを生み出してくれることを切に願います。

そもそもこの小説を書こうと思う作者の脳味噌に嫉妬します。

この人はきっと、分譲なのに賃貸のマンションに住んでいるに違いありません。

ＳＦ小説らしいとも言える詳細で、世界観の強い文章によって描かれるユートピア（ディストピア）は、「個」とは何か、「人間」とは何かを考えさせます。 星の下の描写が美しく、ある種色のな…続きを読む

繊細な心理描写で主人公が狂っていく様子がありありと想像出来ました。 「外」の世界で雪を頬張る彼女は、もしかしたら幸せなのかも知れない。 そう思わせる「中」の描写が素晴らしかった…続きを読む

短いながら、ＡＩとの関係性を考えさせられる一作でした。

ＡＩは人間のコパイロットになれるのか、それとも……。

衝撃の始まりに引かれ、最後まで読み進めました。 一般的ってなんだろう？ 一般的は流動的で、生き物のようで、常に変化していて。 私もこの世界にいたら、箱の中に希望を見出してしま…続きを読む

恥ずかしながらモキュメンタリーというものを知らずに本作品を読み始めました。 最初は、これは小説なのだろうか？　と思いながら読んでいましたが、 面白いです。 やられたなという感…続きを読む

見た目も記憶も完璧な個人のクローンが目の前に現れたら、私はその人を愛せるだろうか。 それとも、この作品の主人公と同じように、個人と個体は別物と考え、取るべき対応に思い悩むのだろう…続きを読む

「我思う故に我あり」というデカルトの言葉がありますが、本当にそうなのでしょうか？ 自分は何者なのか？ この記憶は本当に自分のものなのか？ それを問い掛ける本作は、まさに哲学的…続きを読む