本作は、なんといっても「男のロマン」、老いも若いも問わず、「男の子はみんなこれが好きだろっ!」を詰め込んだ一作となります。
その「男心くすぐりポイント」とは、魔法が絶対とされる世界において、国を滅ぼされた王女が失われた「先史文明の超科学」を武器に反撃する構図になります。
「科学が魔法を凌駕する」これだけで、「胸熱必至」です。
作者様は、この構造に「納得」を生み出すために、単なるチート無双ではなく、銃火器、戦車、戦闘機といった「近代・未来兵器のロジック」が、ファンタジー世界の「魔法や竜」とどのように激突し、圧倒していくかというミリタリー・戦術的な描写を緻密に描く筆力をお持ちです。
他にも、内政や領地経営、そして壮大な復讐劇といったWEB小説のトレンドを網羅していて、隙はありません。
魔法至上主義の冷酷な世界に対し、国を滅ぼされた王女が失われた「先史文明の超科学兵器」を引っ提げて世界の理不尽に戦いを挑む、SFとファンタジーが激突する本格ミリタリー戦記。
この「ロマン」に燃える読者様はぜひ一度お読みください。
おすすめいたします。
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魔法が当たり前に価値を持つ世界で、魔力を持たずに生まれた王女ノアコアード。
「無能王女」と呼ばれ、王宮の中で居場所を失っていく彼女の境遇は苦しいのですが、この主人公のすごいところは、そこでただ嘆くだけでは終わらないところです。
魔法が使えないなら、魔法に頼らない道を探す。
王女としての立場に縛られるのではなく、商人として生きる力を身につけようとする。
その前向きさと現実感のあるたくましさに、とても惹かれました。
特に面白いのは、ノアコが単なる「不遇な王女」ではないところです。
頭の回転が速く、商売への勘もあり、けれど最初から何でも完璧にできるわけではない。
失敗し、叱られ、学び、少しずつ店の人たちや街の人たちに認められていく過程が丁寧に描かれていて、読んでいて自然と応援したくなります。
オッドロウ夫妻やストッカおじとの関係もとても好きです。
厳しさの中に愛情があり、軽口の中に信頼がある。
ノアコが王宮では得られなかった居場所を、少しずつ外の世界で築いていく様子に温かさを感じました。
そして、先史文明の遺物や、ノアコだけに聞こえる声の謎が絡んでくることで、物語のスケールが一気に広がっていきます。
商売、王宮の後継問題、帝国、魔法文明、そして先史文明の超科学。
それぞれの要素がばらばらではなく、ノアコの成長とともに少しずつ繋がっていく構成がとても巧みだと思いました。
まだ途中までの読了ですが、すでに世界観の厚みと主人公の魅力に引き込まれています。
魔力がないからこそ、魔法の常識に縛られない。
そんなノアコが、この先どのように世界を変えていくのか、とても楽しみです。
魔力の量が重視される世界で、魔力を持たずして生まれた王女・ノアコアードが活躍する物語。
「無能」と蔑まれても気丈に振る舞い、けれど年相応に時々落ち込み、ならばいっそと商人を目指す姿は、心から応援したくなるものでした。
そんなノアコ(アード)は、先史文明の遺物の声が聞こえる、という特異な体質を持っています。
今は失われた超技術と繋がり、道を切り拓いていく……。
窮地からの大逆転劇にわくわくしっ放しでした。
しかも、その能力を(嫌な経験をしているとは言え)誰にも打ち明けず、ひけらかさずにいる。ひたむきで商魂もたくましい。
気がつけば、ノアコのことがすっかり大好きになっていました。
また、他のキャラクターたちも魅力たっぷりで、誰の視点で描かれていても面白かったです。
そして何より……文章が軽快で読みやすい!!
技術的な話もすらすら読めて、戦闘の描写までもが鮮やかに目に浮かぶ。
「文才」というものをこの作品からひしひしと感じました。
……実は、まだ第二章の途中(第74話)まで読んだところなのですが、慌ててこのレビューを書いています。
なぜか?
こんな見出しで切り出しておいて、レビューを投稿する前に書籍化が発表されでもしたら、私がとんだ間抜けになってしまうからです。
これだけ面白いのだからいつ書籍化してもおかしくない。
むしろ、本当にまだ書籍化が決定していないのかと、作者のX(旧Twitter)まで確認してしまいました。
今ならまだ「書籍化するって確信してたけどね」と言えますので、未読の方はお早めに。
私も引き続き、楽しみに読ませていただきます。
「銀貨を沈めた娘」の寓話的な世界観とは打って変わって、こちらはたけながなおさんのスケール最大の一作です。108話・43万字、★2682超えというカクヨムでの実力が存分に示されています。
魔力のない王女ノアコアードが、先史文明の量子コンピュータ「クオンタム・ブレイン」と出会い、超技術の遺産を手に入れるこの設定だけで読む手が止まりません。魔法文明vs科学文明という構図でありながら、主人公の目標が「のんびり暮らせる世界」というのが愛らしく、緊迫感とコミカルさが絶妙に同居しています。
「第2話まで読んだら止まらない」というレビューは誇張ではないと思います。まずは第1話だけでも気づいたら最新話まで追いかけているはずです。
最新話まで読みました。
魔法至上主義の世界で、魔力ゼロの王女として生まれ落ちたノアコ。彼女は『無能王女』と差別され、周囲から落胆され、継母にも嫌がらせを受け……常人なら、幼少時にボッキリと心が折れても仕方ない境遇。しかし彼女はどこまでも達観していて、かつ前向きです。
魔力とは別の、自分に向いていること、やりたいことは何か。世間の物差しにとらわれず、誠実に己の人生と向き合い、道を切り拓いていく姿は、読者に勇気を与えてくれます。
やがて商人の道を志しますが、王家の開祖が商人の家系だったことを考えると、ある意味、ルーツに立ち返り、物事の本質を見ている大物なのかも。
作中の彼女はまだ14〜15歳の少女。商人としては抜け目ない、しかし年相応の未熟さもある、可愛らしく、伸びしろのある主人公です。
そして、謎の多い『精霊の声』。現代の感覚で言うと、近未来のAI技術のような、不思議な印象ですが、先史文明とは……考察しがいがあります。
世界観設定も情景描写も緻密で、読み応えがあります。
どっぷりと硬派なファンタジーの世界観に浸かりたい方に、おすすめです!
「滅亡王女」
一見、なんとも不穏な呼び名
しかし、一読してみれば、主人公の王女ノアコアードが、
いかにまっすぐで愛すべき少女かがわかる
魔力がないゆえに、「無能」の烙印を押され、冷遇される王女
けれども、けっして彼女は「可哀想な王女」のままではいない
魔力がないなら、それに変わる力を身につけて
こんな世界(宮廷)におさらばしてやるわ!
とばかりに、ノアコアードは、前を向き、努力する
読者の視点からは、彼女は魔力のかわりとなるギフトをもっているのがわかる
だが、ノアコアードは、なかなかそれに気づかない
むしろ、そのせいで、不遇に陥ったとも言えて、正しく力を手にすることができない
しかし、少しずつ、少しずつ、手探りで自らの才能と力を開花させてゆく
圧倒的力を手にするまでのこのもどかしさがあればこそ、
彼女がそれを我が物としはじめたときに、
読者は、ああ、よかった、とほっとし、
さあ、ぞんぶんに力を振るってくれと、彼女の活躍を願うのだ
最新話では、読者の待ちに待った彼女の力の一端が発揮され始めている
わーい、いよいよだ(o´∀`o)
けれども、ここでふと、考えてみた
そう言えば、「滅亡王女」とは、どういう意味なのか
彼女の持つ力は、とてつもなく、大きい
ひょっとして、滅亡……しちゃう?
え、なにが?
まだそれは、明かされない
作中、ほかにも、なぞは残されている
というわけで、すべてのなぞが解き明かされるまで
楽しく拝読させていただこうと思っている
みなさまも、ぜひ、ご覧ください
主人公ノアコは第一王女という極めて高貴な生まれでありながら、魔力至上主義の世において「魔力パーフェクトゼロ」という決定的な弱点を持っているため、王宮内では「無能王女」と蔑まれています。
魔力ゼロは変わらない。
けれど、ノアコにはノアコの才能があった!
その才能は天から降ってくるものではなく、泥臭くノアコ自身が獲得していくもの。
心打つのはノアコを冷遇する宮廷の大人とは異なる、
ノアコを慈しみ、正当に評価して育てる大人たちの存在。
それを余すことなく吸収するノアコのひたむきさ。
「育てる側の大人」は、それぞれ異なる役割で彼女に人生の武器を授けいく……
それを武器に人生に立ち向かう、強く逞しい主人公と爽快ストーリーがとても魅力です。
第1話で、主人公は、とんでもない力を得られることが示唆されます。
どう「とんでもない」かは、その目でお確かめください。
第2話からは、作者様のあらすじ通り、幼少期の商人修業編に入ります。
そこで明かされる主人公のチート能力は
『……~*?!~~≠@#++』と
『~~※++*#$!?≠<>~!』と
『?∫ゞ?#゛ョ>Φs$×d>¥Δ……』です
あ! ネタバレですかねこれ!?
第2話までの話なんで、ご容赦を!
……あれだけじゃ、意味わからないですか?
だったら、第2話まで読んでみたらいいと思いますよ!
ただし、第2話まで読んだら、アナタはもう――
◆◆◆
私は「やめられないとまらない状態」に突入して
一気に75話まで読んでしまいました。
まだ読みたかったのですが
長時間読んで目が霞んできたので
一旦お休み中です……
凄く面白いので、今こそ読むべきかと!
※
上記は75話まで読んだ紹介文です