森下 巻々

メタルウォリアー・真野魚尾(まの うおお)がヘヴィメタル愛を語る。ちなみに、ヘドバンするときは首ではなく上半身を動かすと安全だ。 メタルを含む我が愛しの音楽たちへの感想を、下記…

中学の頃、初恋の相手だった親友の姉と離れ離れになったトモキ。十年後に再会した彼女は写真の中よりもずっと綺麗で……。全3話オムニバス。 【登場人物】 トモキ：第1話の主人公。ナオ…

「もしだれかが若いころ一ポンド盗んで、それを元手に巨万の富をきずいたとすれば、いったいいくら返済すべきだろう……」 　――ジェイムズ・ジョイス『若い芸術家の肖像』

小説を書き始めた〈ぼく〉が 文芸部に入りたいと思い始めて、そして……

中学二年の一年間だけ同じクラスだった中埜アオ君のお話。

眠らない男と、眠らせる男。 かつて一度もぐっすり眠ったことのない格闘家・不寝巌（ねず・いわお）が辿り着いたのは、究極の眠りを提供する「羽舞（うもう）ふとん店」。穏やかで弱そうな店…

私なりの『やる気を保つ考え方』をどうぞ召し上がれ。

あの夢を見たのは、これで9回目だった。 　 毎日、同じ夢を見る。 誰かから逃げている夢だ。 なぜ逃げているのか、誰から逃げているのかもわからない。

アイドル候補生のぼくには、大切な人がいた。アイドルグループ「four🍀seasons」のメンバーのひとり、ナツ。ぼくの味方でいてくれると言った彼とぼくは、ある日突然引き離された。…

ベッドの脇に坐っていた〈妖精〉が眠っているカナコに声をかけると、エア・コンディショナーから目を覚めさせる成分を含んだ風が流れた…… 【3/14 11:59締切】KAC2025 …

カクヨムの近況ノートに妖精からコメントが来ました。 妖精からコメントが来ても返事をしてはいけません。 この作品はフィクションであり実在の人物団体等とは関係ありません

五人囃子をクビになってしまった謡の話。

男は学者だった。 年がら年中、本を読んでいた。本を買っては読み、買っては読みを繰り返していた。そのため、男の家は本だらけで、足の踏み場もなかった。 【3/14 11:59締切】…

後輩のニカは、猫背でひょろひょろな私とは正反対。ちっちゃくて可愛くて、だけどそれが帳消しになるぐらい、とんでもなくウザい。 今日もニカは、大学の中庭で私にまとわりついてくる。気…

諦めたはずの夢ともう一度向き合う物語。 平凡な日々を送るわたしの元に届いた、小さなガラス瓶。 それは、子供の頃に夢見ていた「あこがれ」が詰まった瓶だった。

三月三日は、桃の節句だったが、女っ気のない我が家には関係のない行事だった。 【3/7 11:59締切】KAC2025 第1回お題「ひなまつり」用作品 文字数：900字

別居していた父が死んで、私は双子の兄と久しぶりに会った。新しく歩み始めるのには、春はとてもいい季節だと思う。 ☆表紙(AI画像) https://kakuyomu.jp/use…

都市伝説というものは、人々の口の端に上らなくなった時はどうなるのだろう？

山にいる天然物のスマホを捕獲して卸しているスマホ職人の須磨本太郎（すま・もとたろう）さんへの密着取材を元にしたドキュメンタリー。 山の生態系について、絶滅危惧種となってしまったガ…

生まれてから全てを記録する刺繍の文化を持つセマザサ族。そのセマザサ族の刺繍の研究のためにセマザサ族の中で暮らす男の語り。 架空の民族の架空の風習についてのお話です。異世界フ…

創立以来、我が社は増収増益をつづけている超優良企業だ。その秘密をすこしだけ教えてあげよう。 『【お題「薔薇色」】お題で執筆!! 短編創作フェス5週目　締切は1/20（月）11:…

音が色で見える共感覚を持った主人公はある日、動画サイトで薔薇色の歌声に出会う。 けれどその歌声の持ち主はもう一年も新しい動画をアップしていない。

　とある画家の全画集。そのあとがきの一部に、著者がその画家との出会いが描かれていたのだが、それは偏愛性が強いもので……。 　カクヨムコン10短編部門の「お題で執筆!! 短編創作…

どこかにあるかもしれない「つま先で踊る」文化の話。 その踊りのワンシーンです。

美術部のぼくは手先が器用だった。だから、毎回、隣に住む幼馴染のケイちゃんのマニキュアを、不器用な彼女に代わり、ぼくが塗っていた。 『お題で執筆!! 短編創作フェス3週目』用短編…

文芸部に入ろうとした「私」を待ち受けていたのは、入部試験だった。 文字数：二千字 「カクヨムコンテスト【短編】」複数応募キャンペーン＆お題で執筆!! 短編創作フェス参加作品。

祖父さんが死んで、ひとりになった俺。 葬儀の後、祖父さんの家から古いジオをもらって帰ってきた。 　 ……その日から、真夜中になるとザザ……ザザザ……とかすかな音が聞こえるようにな…

あなたの幸せも僕に教えて欲しい。僕もあなたもきっと幸せを編んでいる。 ワンクリックで何でも手に入る時代、編み物を趣味にして靴下から猫ベッドまで色々編む僕の独り言。 あなたの編…

高校二年生の夏休みは、多くの若者にとって青春のピークである。 その貴重な時間を、どうして井藤と上井はドブに捨てたのか……。 自主企画『【新作限定_千字以内_一人一作まで】秋の新…

桃太郎には不満があった。鬼退治が嫌だったのだ。犬、猿、雉は役に立たず、戦うのはいつも一人。時代は流れ、鬼との共生が始まった。桃太郎はお伽商事の社員となり、部下の管理にてこずりなが…

バー・ミードの一日とは……。 表題作の「バー・ミード」をはじめとした、ショートショート・その他の１５編。 この短編集は、私が書いた「ごたごた短編集」などの中から、１５編を選ん…

カクヨムにはエッセイや小説や詩、俳句などを載せさせてもらっています。 ご興味があればそれらの作品にも目を向けて下さると嬉しいです。

英語のことわざに「我が家のクローゼットには骸骨がいる」というのがあります。 誰もがうらやむ素敵な奥さん。じつは夜になると浮気相手の死体に夜毎キスするよう夫から強要されていた。 …

俳句はわからん。短歌はもっとわからん。

思ったことやあったことを書こうと思います。 よろしくお願いします！

幼馴染のユーリから「16歳の誕生日を迎えたら、冒険者になって村を出る」と突然告げられたラナ。 それならと自身も冒険者になる事を決意し、訓練を始める。けれど、残された期間は1年余り…

　この辺りの銀河は、かつて、ある特殊な能力を持った人々が支配していた。それら人々は、自身の想像力を現実にできる能力を持っていた。彼らは、イマジナリーズ(空想する者)と呼ばれた。 …

篠宮美也子は、小学生の頃過ごした村に戻って来ていた。一年前殺害された同級生、新見夏希の墓参りをする為だ。 夏希の姉の沙霧に頼まれ、同級生の一人である小峰涼太と共に、かつての同級生…

ある夏の暑い日に、女性は遭遇した。 真っ白な髪に肌、白銀色の瞳の女にだ。着ている衣服も真っ白な和服だった。 女は告げた、「冷たいものを」と……。

底辺である私の失敗、カクヨムでどう過ごしているかなどを綴っていきます。創作の役に立つかどうかはわかりません。

『魔界都市〈新宿〉』『吸血鬼ハンター"D"』の作者でライトノベルの始祖・菊地秀行の評伝です。 生い立ちから学生時代、10年に渡る雌伏のフリーライター時代、 そして、朝日ソノラマで…

読み専だった私が小説に挑戦する話をエッセイにまとめました。 小説を作るまでの秘話。初心者が執筆に挑戦する事によって分かった壁やその解決策などを書いていきたいと思います。 もし…

昔の女の口の味を思い出し、私は女が死んだと思った……。 表題作の「ハ、春」をはじめとした、恋愛に関わる話を集めた１５編。 ※この短編集は、私が書いた「ごたごた短編集」などの中…

その天使の像には、何かが足りなかった……。 表題作の「天使の像」をはじめとした、奇妙な話を集めた１５編。 ※この短編集は、私が書いた「ごたごた短編集」などの中から、１５編を選ん…

気が向いたら書く、という適当な更新頻度です。 突然マイナス思考に陥ってることもあれば「頑張るぞ！」と前向きな時もあります。 暇つぶしに見るのがちょうどいい、なんてことない話題…

ショートの自伝的詩と束の間の逃避行

元自衛官、エロゲーに染まる！ 秋葉原が世界的電脳都市だった時代。ＮＥCのＰＣ-９８と富士通のＦＭタウンズとシャープのＸ68000の三大ＰＣが熾烈な「えろ」ウォーズを繰り広げていた…

主人公は、眼鏡をかけた女性が好きらしい。なぜか？　思いを巡らせたとき、浮かんできたのは、リンドウの花が好きだった、お手伝いさんの女性だった。

これは創作論ではありません。 あくまでも個人思想。

KAC2024第8回お題「めがね」 ◆ ひまわりの芽を見つけたリカが思い出したのは、あの人との思い出。 ◆◆ ランクイン>>恋愛。日間１位！＆週間28位（2024.3.26）→1…