Zamta_Dall_yegna

※第100夜にて、完結。 　このご時世に、絶対に流行らない純文学などというものをやってみようと思う。それも、誰一人読みやしない、私小説というやつを。 　200字詰めで、1日3…

まるで夢を見ているような、静かで儚く、美しい日常の断片。 私はそれを、白昼夢と呼ぶことにした。 一年は五十二週。 一週間に一話、季節を感じられる短編小説集です。 是非、三月の一…

すこしばかり前のこと、ぼくが金魚の模造品について口にしたことを、わずかながらに憶えている…。

世の中に物が溢れるほど、人が多いほど増えるもの――落とし物。 特に電車、駅には毎日大量の落とし物が発見回収されている。 駅員はそれらを管理保管返却するのも業務の一環なのだが、中…

　カクヨムには素晴らしい作品がたくさんありますが、この作者様は明らかに異質、他の人には真似できない、すごい才能の持ち主だと、その作品を見た瞬間に思うことがたまにあります。くやしい…

主人公の『僕』は都会の喧騒に疲れ果て、故郷の田舎に戻って来る。しかし、田舎にも平穏は存在せず…。 "負けた"人間の物語を描く短編小説。

海は母であり、命の源と崇められる村。 その透明な水は神聖とされ、人々の信仰と暮らしを支えてきた。 幼い頃の事故で水に触れることを恐れるようになった少年。 だが十五歳を迎える日が…

ただ美味しいそばを食べに行く話

空き部屋といったらダンジョンでしょう！ 【新作2万文字以内】お題「vacancy」で2万文字以内の短編を書いて読ませてください（～9/30予定）主催者：祐里（猫部）様のお題で書き…

灰色の霧に覆われた不毛の地。そこに横たわる巨大な眼球が映し出すのは、失われた人々の悲しみ。その涙を吸った一匹の蚊が、絶望の羽音を奏で、やがて大蜘蛛を目覚めさせる。嘆き、孤独、絶望…

友人・結菜が持ってきたのは『バーチャルおはぎ』という謎の物体。果たしてバーチャル化したおはぎとはなんなのか。食べれないおはぎに意味はあるのか。平和な日常の片隅にある、バカバカしい…

わるいこのみんなぁ！ 今日は、『ミイラ』を作ってみるよ！ 今回はエジプト式の比較的簡単なものだよ！ さあ、れっつとらい！ 殺人及び死体遺棄は犯罪です。 …

久しぶりに「きみ」と再会した「ぼく」は、一人旅の間に起きた出来事を話す。「きみ」の反応を愉しみながら……。◆ タイトルは造語。毎度お馴染み（？）吸血鬼をモチーフにしたショートショ…

これは私が経験した実話。 だから、オチもヒネリもありません。

古文で色々なジャンルの短編をかきます！当時を生きていたわけでもなければ古文を専門に研究知っているわけではないので間違いなど多々ありますがご容赦ください。

大正の世。夢破れた若き絵師が出会ったのは、 豊かすぎる胸という「呪い」をその身に受けて世間から隠され、 愛に飢えた娘だった。 世間の片隅、静謐な二人だけの世界。 互いの孤独な魂…

「短くて、読みやすい」を目指して書いてます。 話は全て独立しています。気になったタイトルだけでも見ていって下さい。

日常に潜む〝ちょっとおかしい世界〟を切り取った声劇風コント・漫才集。 ・事前の使用許諾：不要 ・クレジット・URL明記：任意 ・使用後報告：任意（あると嬉しい） ・使用時のア…

彼女の身体は硝子だった。彼女のこころも硝子だった。脆く儚く傷つきやすい。硝子の彼女は恋をした。いまにも砕けそうだった。

現状維持だけじゃ人生はつまらないから。 変わらない日常に飽き飽きしていた私は馬鹿なフリをしてみることにした。 ひと夏の恋愛を切り取った短編小説です。

「僕」はここに。 「君」はいない。 「別れ」は二人を引き裂いて。 「さよなら」は言わずに、 「僕」は「君」を想う。 「君」には届かないのに。 初めての短歌集です！ 中学1年生…

辞書をパッと開いてその中で面白そうな言葉を選んで読むゲーム――通称「辞書引き遊び」、これの歳時記版で遊びます。 投稿ルール 1. 投稿時の旧暦に合わせた季節から選ぶ 2. 歳時…