このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(364文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(461文字)
子供の頃に芽生えた、得体の知れない衝動というのは多くの場合、性の目覚めだったりしますが他者支配という、歪んだ愉悦もまたそれに等しいものかも知れないとこの物語から感じ取ってしまいました。純文学という「枠」をはめれば、そういうものだと言ってしまえる何かがあるかもしれませんがその枠の外にも、もう一つの軸足を置いているようなそんな不思議な読後感を感じました。
特に文章として触れられてるわけも、文言として発されているわけではないのに、坊ちゃんをとりまく雰囲気の不気味さや奇妙なものごとが、まるで自然な事柄であるかのように描かれてあって、とても魅力的な作品です。
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