「猫じゃなくても…。」を含む小説

高校三年生の秋、志望大学のオープンキャンパスへ参加した主人公は、史上最強の男と出逢う──。 なにかとさわがしい思いに駆られがちの学生たちの（にぎやかで勢いのある物語ではなく）、…

えがおを広めるために地球に降り立った宇宙人「にこ」は、人間の女の子「琴音」と出会う。 瀕死のところを救ってもらったにこは、魔法のような力を持つ「宇宙道具」で琴音のために奔走するの…

腋下の汗の臭いが街中に充満したり夏厭わしや 影つくる庇の下をつたい歩いて猫迷惑な昼下がり 灼熱のテーマパークに東京ドーム数十倍のもやが立つ 行楽の仲間どおしの賑やかな声が被さる夏…

星空を禁帯出に見せたがるあなたの伝わりにくいやさしさ どの肩も抱き寄せてきたせいだろうガジュマルの影あおざめている 季節労働者が食べている小さなあまりにもちいさなおにぎ…

ケット・シー母娘の悲劇と復讐の話。 ●アイルランドの猫妖精・ケットシーによるダークメルヘン短編。キュートアグレッションの産物です。 ●作品内にセンシティブ/不快な描写・表現を含み…

上から読んでも下から読んでも「このこねこのこ」。 このこねこのこ学園は、ネコ耳の少年少女が通う学校。略して、こねこ学園。 ネコ耳少女マイクは、こねこ学園高等科の一年生。 楽しい…

中学二年生の高山千尋は一学期の中間テストを前に社会科の課題に頭を悩ませていた。 部屋の窓から景色を眺め、深い溜め息をついていると、お隣の家のブロック塀を歩いていた一匹の三毛猫と目…

　お盆の森は、亡くなった愛鳥や愛犬、愛猫が、飼い主に会いに来られる森です。 　その森を守っているのが、妖怪、赤目守りです。 　森に入る為には、牡丹餅を献上しなければいけません。 …

短歌は向いてないと知りつつ、せっかくなので参加することにしました。 俳句ではなかなか詠むのが難しい猫を語り尽くしたいと思います(^^)

ナツガタリ短歌賞10種連作部門！ あらゆる猫の思い出を詰めました。一部フィクションです

こちらは自主企画で時折行われている「作者への質問」企画への回答集となります。 ①稲見　琥珀さまの自主企画、『カクヨム作者さんに質問です』への回答。質問が10個なのは回答しやすい…

文明開化の明治時代。 鎖国の終わりとともに日本帝國には多くの文化と偉人、そして――人知れず吸血鬼たちが入り込んでいた。 「物の記憶を読み取る力」を持つ柚子は、カフェー『三日月堂…

アメリカが舞台のダークファンタジーです

夏目漱石といえば、たいていの人の印象では、もちろん小説家だろうと思います。『こころ』とか『坊っちゃん』とか『吾輩は猫である』といった小説を書いた人。 今回ぼくが読むのは、その漱…

虐待されていた奏海は、ある日、父親から縁談を申し渡される。 開いては旧鼠のあやかしの老人社長。 熱中症で倒れた奏海は、助けてくれたあやかし弁護士に、救うためだとして契約結婚を提…

社畜のOL星野彩葉は、激務の末に過労で倒れ、目覚めると異世界の丘陵地に立っていた。そこは魔法と精霊が息づく世界。彩葉に与えられたのは、戦闘力皆無の「工房魔法」と「植物共感」の能力…

彗と出会ったその日から運命の歯車が回り出す。

中学一年生の美咲は夏休みの初め、親友の明菜や幼なじみの和樹、そして転校生の拓斗と一緒に「二百六十五年に一度のスーパーブルーブラッドムーン」を見るため、夜の山へ登った。懐中電灯や望…

虹の橋と地上をつなぐ銀河鉄道の小さな駅の12ヶ月の物語です。

私は伊集院桜子。普通を愛し、普通に愛されぬ者。突然だけど、普通ってすごくない？漫画や、小説で普通は、嫌だ！とか、普通から卒業するんだ！って言ってる人をよく見るんだけど私は普通が大…