概要
樵歌経て木はねむらせたあとに切る無痛はしあわせのことだから
星空を禁帯出に見せたがるあなたの伝わりにくいやさしさ
どの肩も抱き寄せてきたせいだろうガジュマルの影あおざめている
季節労働者が食べている小さなあまりにもちいさなおにぎり
顔という黄色い染みを浮かべつつトンネルをゆく新快速は
かたん、かたん 担架に乗ったまま加担できる悪事をしてきましたね
それを死と呼ぶなら歌はすべて死者 手を拭わない誠実もあり
樵歌経て木はねむらせたあとに切る無痛はしあわせのことだから
掻き毟るしかない夜は泣き終えたひとのつめたい頬をあてがう
どこからもあなたを追い払える光 ひとより猫に裁いてほしい
靴を履く 時間をかけて その骨はやがて小雨へと変わるでしょう
どの肩も抱き寄せてきたせいだろうガジュマルの影あおざめている
季節労働者が食べている小さなあまりにもちいさなおにぎり
顔という黄色い染みを浮かべつつトンネルをゆく新快速は
かたん、かたん 担架に乗ったまま加担できる悪事をしてきましたね
それを死と呼ぶなら歌はすべて死者 手を拭わない誠実もあり
樵歌経て木はねむらせたあとに切る無痛はしあわせのことだから
掻き毟るしかない夜は泣き終えたひとのつめたい頬をあてがう
どこからもあなたを追い払える光 ひとより猫に裁いてほしい
靴を履く 時間をかけて その骨はやがて小雨へと変わるでしょう
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