「付喪神？」を含む小説

【4万PV感謝！】 付喪神や妖など摩訶不思議な存在がいる世界。 その中でも隆盛を誇る国……日ノ本。この国は太陽を信仰し、三種の神器の力で降り注ぐ陽光から霊力を物質に取り込み活…

ごく普通の大学生・常磐木 碧は、ある雨の日、亡き父の形見——一本の扇から“声”を聞いた。 現れたのは、かつて人に大切に使われた道具に宿る魂、「付喪神」の少女。 この出会いは、彼の…

モノには精神が宿るという。 これは、ありふれた夫婦を見守る付喪神の物語。

主人公・久我沢千代は、物に込められた人の想いを「香り」として感じ取る力を持つ、心優しい令嬢。しかし、その繊細すぎる力は誰にも理解されず、名ばかりの華族という家柄と共に、彼女を静か…

投稿者である安達明と、現代の付喪神と信じる未来（ミキ）による会話の実録切り抜きである。

「ぼくを生み出した主を探して欲しいんだ」 絵本作家を目指す大学生、ユズハの前に現れたのは、小さな付喪神の少年と大きな化けガラス。少年の主を探そうと町中を奔走するユズハ達の前に、…

何をしても「そこそこ」な中学1年生・七緒は、夏休みに祖母の家で不思議な万華鏡と出会う。それは、100年分の記憶を宿し、口うるさく喋る付喪神〈チカ〉だった。万華鏡づくりに挑戦する中…

【カクコン11参加作】 田辺は目を覚ましたはずだった。だから瞼は開いているはずなのだ。なのにひどく暗い。光が無かった。体を起こそうと、田辺は即座に考えた……だが動けない。金縛りだ…

とある日の昼休み、牛丼をテイクアウトした吉乃は落ち着いて食べられる場所を探してさまよい歩く。結果、小さな神社に辿り着きそこで落雷に巻き込まれる。それから怒涛のように押し寄せる日々…

東京で伸び盛りだったパティシエ・澪（26）は事故で味覚も嗅覚も失い、職も恋人もゼロに。頼る先もなく辿り着いたのは、海辺に残された祖母の潰れかけ甘味処だった。 片付けて売るはずが…

ある月の隠れた深夜、一匹の猫が家の庭に迷い込んだ。 その家には古い蔵があって… 付喪神(ツクモがみ)たちの、小さなおしゃべり現代ファンタジー。

　科学が発展した現代に付喪神という非科学的な存在が現れ、世間に溶け込み始めた。そんな世界で暮らす普通の高校生水崎渚の元に付喪神のエリーゼが現れる。 　しかし付喪神化したのはなんと…

突如嫁入りを宣言された糸葉。 お相手は刀の付喪神である風刃。 最初はお互いどうすればいいか分からず、探りあって落ち着かないい日々だったが。 日が進むにつれ相手の気持ちがわかって…

未曽有の被害をもたらした第三次世界大戦50年が経過し、立ち直った日本。 博物館、遊園地など、ありとあらゆるものが全てヴァーチャルで楽しめる情報化都市なっていた。 しかし、再開発か…

父と母を続けて亡くした二十三歳の結子。母との夢、古民家で「小さなドーナツ屋さん」を開くために南大阪の神ノ郷村にやってきた。 孤独な結子の側には正体不明、人型の付喪神、ツクモ君がい…

　私は何のために生きてるんだろう？ 　高校3年生の時に大好きだった父親を亡くした私――不知火 幸華は、父親との思い出がたくさんある四国の生活に耐えられなくなり、高校卒業後は四国…

　極東に位置する日の国。 　妖魔や神の住まう土地であり、悪しき妖と戦う妖討師と呼ばれる者たちがいた。 　 　鬼の王、酒吞童子の百鬼夜行により灰燼と帰した京の都。 　それから…

SNSで囁かれる「生きる藍染め」伝説を追い、主人公は三崎の廃れた紺屋跡へ。老婆に導かれた土蔵は生きており、関東大震災で死んだ娘たちの怨念と秘法が融合した怪異「海襷様」が潜んでいた…

山形市九日町の商店街では、付喪神たちが商工会議所を勝手に作っていた。 えーと、ジャンルは……童話？

あなたのおもちゃにも、付喪神が宿っているかもーー。 　千日　繋（せんにち　けい）は、ある日、母と2人で祖父の家の掃除に来ていた。 　 　しかし、ささいなことがきっかけで、繋（け…