「夏だよ」を含む小説

前話まで一旦書ききってからアップしてきたんですが、秋のうちに終わるつもりが終わらずに12月になってしまったので公開していこうと思いつつ、なので結構めちゃくちゃ改稿すると思います。…

埼玉県秩父市。2年前に病気で仕事をやめた俺は、乏しい退職金と親の遺産で食い潰しながらただ日々を生きていた。 そんなある夏の日、俺は家庭菜園に倒れていた黒いとんがり帽子にケープの少…

日記・心霊体験・アニメの話などなど。 連載中の小説の裏話なども書きます。

二年半前、凝雪清（ぎょうせつせい）は両親の離婚をきっかけに、七年間暮らした土地を離れ、友人や家族とも別れずにはいられなかった。それ以来ずっと会うことはなかったが、この夏、彼はよう…

“その人図鑑”――それは、他人の求める言葉を書き留める、僕だけの本。 図鑑を読めば、誰とでもうまく話せる。 でも、読めば読むほど、本当の自分が分からなくなっていった。 ある夏の日…

平穏な高校生活を望む豊崎南高校文芸部男子・長勢渉には、 なぜか三人のツンデレ女子が集まってくる。 幼馴染の元・水泳少女、プライドの高いお嬢様、そしておてんばで特殊能力を持つ妹。 …

　進学校である湊高校の演劇部は、新入部員の獲得に失敗し、廃部の危機に見舞われていた。夏に行われる文化祭での舞台を最後に部を引退する部長の葉山圭太は、公演を成功させて新入部員を獲得…

夏休み、とある寒村にいる叔父の下へ行くこととなった霊媒師の息子、曽我霊斗は、そこで一人の女性と出会う。霊斗は何故かその女性に好かれていて、遂には家にまで入って来る始末。 「一体…

令和の田舎町。小学三年生の春、活発な女の子・木口春菜の前に、都会から木下秋斗が転校してきた。優しい優等生の秋斗と、内面はシャイな春菜は、公園のブランコで秘密の時間を共有し、純粋な…

バーで飲んだ夜、目が覚めたら未来だった。 胸にはあるはずのない膨らみ、股には失われたもの。 そして――頭にはかつて誇りだったモヒカンがない。 鏡に映るのは、見知らぬ少女の顔だった…

男子高校生の小林は、違和感だらけの世界で目覚める。 夏なのに暑くない。街中に人がいない。 まるで、“描写不足の小説”のような空間。 一方、同級生の宇城は、執筆中の小説に小林が現…

友達の出来た事の無い黒田悠人は、何気なく話しかけた白石日向と初めての友達になった。一方、白石日向は黒田悠人に話しかけられ、初めての男友達になった。お互い初めてのものに疑問を持ちつ…

夏のみんなと記念写真 【合宿所】 ┌────────┬─┬─┐ │　　　　　　　　│女│男│ │　　　　　　　　│浴│浴│ │　　　　　　　　│室│室│ │　　道場　　　　│…

高校二年の春。気づけば毎朝となりを歩いている“幼馴染”が、少しずつ「ただの幼馴染」ではなくなっていく——。 寝坊常習犯の春木蓮と、負けず嫌いで真っ直ぐな風間葵。小さな川沿いの街で…

高校二年の夏、太陽は部活帰りの土手で、突如として空間が歪むような感覚に呑まれた。 目を覚ました彼がいたのは、見知らぬ川辺。そこには片腕がなく、包帯で右目を覆った無愛想な少年――…

ガタガタの古いアパートで暮らす、生きる意味を失った一人の老人。 他の住民が次々と去っていく夏のある日、彼は切手を買いにコンビニエンスストアに出かけていく。

　この物語は２話構成でそれぞれの主人公視点によるお話です。 　１話「夏の日」は主人公リンゴが不器用ながらも孤独と対峙するお話です。 　２話「春の日」は主人公サクラが過去の苦悩か…

　こしおれたんかです。 　うたよみ、みなしよるけん、うちもしてみた。 　こばむこと、かいひすること、やらないこと、ぬけること、おりることを、ひとのあたりまえのいとなみとして、ぽ…

このアカウントを作ってから数年、記念すべき最初の作品はエッセイでした。 カクヨムで文章を書くこと自体は約５年ぶり。 スマホに毒され漢字も分からなくなってきた今日、カクヨムに舞い戻…

大学3年生の夏、市野(いちの)に彼女が出来た。 今日はそんな市野をお祝いする飲み会、その帰り道ずっと想いを寄せていた牧(まき)は市野にキスをせがんで…