「お題フェス１１」を含む小説

　私が見てきたのは本当に父親だったのだろうか。 　父が亡くなった後、葬儀のために久しぶりに実家に戻ってきた私。父の生前は寄り付かなかった書斎で一通の手紙を見つける。そこに書かれ…

人類が発見した１３番目の恒星間天体、通称アポストル（使徒）は、太陽の近日点を過ぎて、月に舞い降りた。それは人類への最後の審判を下すために・・・そして、俺は青い巨人になった。

帰宅中の事故で死んだ俺に、女神がスキルをくれるらしい。 ——と思ったら宇宙人が来た。「円盤でこの人間を殺したので、命をもう一つ持ってきました」 二つのテンプレが激突する時、次元規…

2026年。全人類の脳には「Link」が埋め込まれ、思考と感情が0.1秒で共有される時代。誰もが他人の心を読み取り、言葉を交わす必要さえなくなった世界で、天野ミナ（17）は唯一の…

幼馴染みが光放つ魔法陣に消えた。人の記憶からも消えた。忘れぬように待ちながらいつの日にかの再会を待つ。沼に落ちた時、沼のむこうで懐かしい光を感じる。 主人を沼に落とした犯人をヤ…

近未来。人が死ぬと、AIが生前のデータから「遺書」を自動生成し、公開するサービスが当たり前になった世界。 AI倫理監査官として働く水野隼人は、ある日、自分の名前で書かれた遺書が…

王位継承争いで疲弊した国を立て直し、即位から三年。 韋煌国の王・紅煇は、今日も『問題なし』の報告に目を通していた。 原因不明だが被害のない、小さな異変。 かつてなら剣を取ったはず…

カクヨムコン11短編お題「未知」参加です

2031年、東京湾。海面上昇が臨界点を超えた。 政府は、衝撃的な制度を発表する。 「海洋適応死支援制度」——通称、海入権。 沿岸都市は72時間以内に水没する。全員を避難させ…

妹を救うため、兄は禁断の遺伝子に手を染めた。 桐生蒼太、三十二歳。生命工学の研究者として働く彼には、たった一人の家族がいた。妹の結衣だ。両親を事故で亡くして以来、蒼太は父親代わ…

日常に潜むバグ――「未知」を修正する「修正者」の主人公。ある日、主人公は都心の書店の裏路地で巨大な未知に遭遇する。そして、その未知の中から人のような影が出現し、主人公には「未知は…

その世界には時々、違う世界から何者かがやって来る。 便宜上『異世界人』と呼ばれている彼らは、人の姿をしている時もあれば、まったく違う獣の姿をした生き物の時もある。 今回は『獣』の…

カラフルな卵から孵ったのは芋虫だった。 育てるとみるみる大きくなっていき……

カクヨムコン11のお題フェスのお題「未知」を見て衝動的に書いたエッセイです。 拙いところはありますので御愛嬌

先輩が好きだ。好きすぎておかしい。そんな先輩は、人間じゃなくて、未知の生物かもしれない。 私は、先輩の正体が知りたい。 私は、親友の由香里に、先輩について相談する。

語るものについて。

愛おしくて、ズルい彼女とのこの関係性につける名前を。 私は未だ、知らずにいる。 「カクヨムコンテスト11【短編】お題フェス：未知」参加作品

あなたのことを書いてみたんです。まあ、恥ずかしがらないでください。

「私」はいつものように見ていた画面に、 フリルやレース、リボンだらけの服が映るのを見つけました。 お題フェス11「未知」

冬の朝のお話です。 最近ちょっと投稿できてなかったので手隙に書いたものです。（ちょうどよくお題フェスのバナーが見えたのも理由ですが） 楽しんでいただければ幸いです。