「＃KAC20254」を含む小説

　それは叙述か幻想か。 　あの夢を見たのは、これで9回目だった。 　桜の蕾の頭がでるような、そんな陽気の頃だ。 　憧れてやまない存在を見たその日、多分私は狂った。 　それすらも、…

仕事の傍ら作家を目指す二柳あおいは、文学賞に応募する小説を創り続けていた途中で、疲れ果てて眠りこけてしまった。 その時あおいが見た夢は、以前も何度か見たことのあるものだった。 そ…

　ブラック企業で働いていた流星は、ある事件で目を怪我した。 　失明は免れたものの色盲になってしまう。 　医者曰く――白黒だった夢に色がつけば色盲が治る兆し――とのことだ。 　…

　異世界の話ですが、所謂「異世界ファンタジー」とは多分違うのではと思い、「詩・童話」に設定してみました。これで合ってるでしょうか……。 　お楽しみいただけたら、幸いです。

KAC2025、第４回のお題「冒頭の文章指定」の物語。「あの夢を見たのは、これが９回目だった」から始まります。 時代は昭和の後半。場所は京都。美貌の女霊媒師とその相棒、陰陽師の末…

毎月一回。十五日の夜に彼らは夢の中で集わされる。 夢の中の街は人のいない街。 いるのは謎のクリーチャー。

カフェ百鬼夜行に集まるのは不可思議な噂や奇妙な身の上話。 呑気な店長・百目鬼（どうめき）と、なりゆきで働くことになった俺・獅子野王（ししの・おう）はお客のあれこれに巻き込まれなが…

会社員の希美は、何度も見る夢に悩まされていた。 それは同僚の天野さんと、夫婦として暮らしている夢？？ もしかしてわたしは、天野さんが好きなのかもしれない、と思い詰めて・・・ 天…

農園系ブラック・ファンタジーw

KAC2025 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025～ KAC2025 第4回お題　書き出し指定「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」 はい、出ました。…

SNSで「呪い屋」を名乗るアカウントがある。呪いたい相手の写真の裏に名前を住所を書いて渡すと、渡した金額によって相手は確実に不幸になるという。今までたくさんの人を呪ってきた「呪い…

ひょんなことから茉琳の体に入った茉莉。そんなことに巻き込まれていく翔。そんな1人と1位と1人のお話。 KAC2025でお題をいただきましので

【KAC20254参加作品】 予知夢なんて信じてないけど、私、行動します。

ＫＡＣ２０２５が始まりました。今回も本文中に幾つかの「謎」を隠した、ミステリー作品を描きます。これは登場人物が謎を解く物語ではありません。謎解きをするのは、読者です！　謎は大きく…

私の勤め先は年に二回、好きなタイミングで5連休を取得できます。どこにいこうかな～なんてニマニマ夢見ていた私の『悪夢』の話。

高校時代のPK戦が悪夢として蘇り困っている主人公がその日も一緒に戦ったキーパーと語り合ったりする話

夢で優しさを夢見て眠る。