概要
彼等は飛ぶ。恙なく世界を廻す為に。
異世界の話ですが、所謂「異世界ファンタジー」とは多分違うのではと思い、「詩・童話」に設定してみました。これで合ってるでしょうか……。
お楽しみいただけたら、幸いです。
お楽しみいただけたら、幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あと何回、僕は『その夢』を見続けられる?
自然界の過酷さ。それを強く感じさせられる物語でした。
同じ夢を「9回目」まで見たと覚えている。
主人公は一羽の鳥。言わずもがな、過酷な自然の世界で生きる存在。
ひなとして親に育てられ、これから巣立とうとする瞬間を迎える。その時までに同じ夢を九回見た。
これから成長して巣立ち、やがては渡りの時を迎える。
この自然の中で生きていること。その命が続く限り、また「同じ夢」を見られることがあるかもしれない。
つまり、彼にとって「夢を見る」ということは、自らの生をどうにか繋げているという証明でもある。
十回目は存在するか。更に先は? 自分の子供たちは一体何回分の夢を見られるか。
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