概要
「なんだって、できる」。僕を変えた魔法の言葉と、大きな手
幼い頃は体の弱かった伊月 晃(いつき あきら)。
彼がここまで剣道を続けてきたのも、強くなれたのも、彼を支えてくれた人達の存在があった。
そんな彼らの大きな手と、思いと、言葉の短編物語
お読み下さるすべての方々、本当に、ありがとうございます。
彼がここまで剣道を続けてきたのも、強くなれたのも、彼を支えてくれた人達の存在があった。
そんな彼らの大きな手と、思いと、言葉の短編物語
お読み下さるすべての方々、本当に、ありがとうございます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!心がへこんだ時、支えられ進んでいくあたたかい成長物語
身体の弱かった少年が、兄への憧れから剣道を始める。
兄のマメだらけの大きな手や、初めて訪れた道場の、汗ばんだ匂いと張り詰めた空気。
響く声と音。
中学生の視点で瑞々しく描かれるそれらの感覚は臨場感にあふれ、「初めてのお稽古ごと」に胸を躍らせたあの頃を思い出させてくれます。
でも、生来の身体の弱さがなくなったわけではなく──
自分ではどうしようもない病気の辛さと一緒に、心も辛くなってしまった主人公を支える友達や家族がとてもあたたかく、格好よく、気持ちの良い読後感でした。
頑張ってる手による「ハイタッチ」に熱くなりたい方へ、届きますように! - ★★★ Excellent!!!今の自分を作ってくれた、たくさんの手の温度
体の弱かった少年が、剣道と人の手に支えられながら「今の自分」に辿り着くまでを描いた、熱い成長譚。
全国大会という舞台から始まり、竹刀を握る感覚、励ましのやり取り、さりげない仕草や約束が、主人公の中に残り続け、前に進む力になっていく過程が丁寧に綴られていました。
私たちも、誰かに支えられながら生きてきました。
強さや成長は、一度の成功や決定的な瞬間で手に入るものではありません。
迷いながらも続けてきた時間と、そばにいた人たちの存在が、あとから形になっていくのだと改めて感じました。
読む人それぞれが、自分自身の歩みと重ねて読める作品だと思います。
おすすめします。