概要
放課後 学校の女子トイレで私が見たのは 彼女の本当の姿でした
高校生のユイは、同じクラスの友達マリサのあるクセが苦手で、やめてくれるようにお願いをするが、マリサがユイの気持ちを汲むことはなかった。彼女たちの指先の動きが、悪夢として予兆として、やがてユイを狂わせていく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その指先が、心を壊すまで
何気ない一言や仕草が、ここまで人の心を蝕むのか……と、思わず息を呑む作品でした。
物語は、友人の「ちょっとしたクセ」に違和感を覚えるところから始まります。ほんの些細なことのはずなのに、その違和感は次第に膨らみ、やがて感情の歯車が静かに、しかし確実に狂い始めていきます。
特筆すべきは、登場人物達の心理描写の鋭さです。誰かを羨む気持ち、認めたくない劣等感、そして自分でも制御できない感情の揺らぎ……どれもが驚くほどリアルで、読んでいるうちに「これは他人事じゃない」と感じさせられます。
また、対照的に描かれる“ある人物”の存在感も強烈で、その在り方が物語全体に緊張感と深度を与えています。
派…続きを読む