近未来で開拓された「科学」の可能性。「その正体」が見えて胸が熱くなる
- ★★★ Excellent!!!
最後まで読み進めて、すごくワクワクさせられました。
「天気予報」が過去の時代のものと化し、「天気確報」と呼ばれるようになった時代。
人類は気候制御を完全なものとしたかに見えてが、その装置に何やら事故が起こったらしい。
一体、この世界で何が起こってしまったのか。
そして気候制御のためにどのような技術が使われるようになっていたか。その真相が明かされることになっていきます。
出てきた理論を見て、自然と胸が熱くなっていくことに。
SF的な近未来の話ですが、そこに出てきた「ある要素」が掘り下げられていくことで、この世界観の魅力にハマりました。
未来の世界においては「あらゆるタイプの考え」が徹底的に検証されるのかもしれない。だから、現代ではオカルトの類と思われるものでも、未来ではしっかりとした科学に組み込まれる可能性もある。
科学の可能性とか世界の可能性。そういうヴィジョンも示されてワクワクさせられると共に、「世界のバランス」という過酷さも感じさせられる、とても面白い作品でした。