相合傘ができる理由
- ★★★ Excellent!!!
「月が綺麗ですね」に変わる新しい愛の言葉なのではないでしょうか?
雨のひに、隣にいる意中の人にこう言ってみましょう。「いい天気ですね」
これねえ、実は自分も若かりしころやった経験があるんですよ。
その相手? 今の奥さんです。
なんて話になったら、そらもう美談なんでしょうけれどもまあそんなわけはなく、
若干気持ち悪がられてどっちかというとトラウマですかね。
全く関係ないマクラを挟んでしまいました。
主人公には悲しい事情があり、どうやらお父さんとお母さん、どちらかを選ばないと毛ないらしいです。子供に押し付けるには残酷すぎる選択ですよね。
そして一人雨に打たれていた時に、彼はやってきて、なけなしの優しさを分けてくれたのでした。
お互い寂しい一人ぼっち。
世の中はどこまでも孤独で寒い。
そりゃあそうだ。皆独りで生きているんだから。
でも、独りだからこそ……
寂しいもの同士だからこそ、
雨の日に相合傘ができるのだ。
寒い日常に、冷え切った心に灯火とズキューンを。
ご一読を。