概要
色は滅び、時はなお腐り続ける。色を取り戻すたび、自分は自分を失う。
空はすでに灰に沈み、
大地は意味を手放した。
世界は“停止”している。
それは終焉ではない。
終わることすら、許されなかった残骸だ。
色は、朽ちている。
かつて途絶えた文明。
その停滞は歪みとなり、
各地に“色なき遺骸”を遺した。
ゆえに、ひとりの絵描きが目覚める。
最後の観測者。
最後の記録者。
彼は巡る。
名を失った国々の墓標を。
そこに沈むのは、魂の残滓。
歪みきった記憶。
そして、失われた「色」。
色を取り戻すたび、
彼の内側は削がれていく。
記憶は褪せ、
感情は剥がれ、
やがて存在そのものが薄れていく。
すべてを描き終えたとき、
彼は消える。
だが、筆を止めれば――
世界が先に消える。
……それでも、なお。
お前は描くのか。
大地は意味を手放した。
世界は“停止”している。
それは終焉ではない。
終わることすら、許されなかった残骸だ。
色は、朽ちている。
かつて途絶えた文明。
その停滞は歪みとなり、
各地に“色なき遺骸”を遺した。
ゆえに、ひとりの絵描きが目覚める。
最後の観測者。
最後の記録者。
彼は巡る。
名を失った国々の墓標を。
そこに沈むのは、魂の残滓。
歪みきった記憶。
そして、失われた「色」。
色を取り戻すたび、
彼の内側は削がれていく。
記憶は褪せ、
感情は剥がれ、
やがて存在そのものが薄れていく。
すべてを描き終えたとき、
彼は消える。
だが、筆を止めれば――
世界が先に消える。
……それでも、なお。
お前は描くのか。
いつも応援ありがとうございます
皆様の心の中で少しでも楽しんで貰えたのならこの上ない喜びです