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クロノパレット 〜色なき巡礼〜

クロノパレット 〜色なき巡礼〜

水色蛍

おすすめレビュー

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★★★
★24
8人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 福山 蓮
    90件の
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    ★★★ Excellent!!!

    灰色の世界に、筆を落とす

    最初の一文で掴まれました。
    「呼吸ではなく、灰の感触」から入るのが強い。灰の海、白い光のモヤ、巨大な神殿、裂けた絵画――美しいのに全部“死んでる”景色が、文章の密度で押し切ってきます。

    特に刺さったのは“戦場の画家”という過去と、魂の剥離=絵具の採取の発明。救済じゃなく略奪、他者の絶望を抱えて進む“器”の倫理が最初から冷えていて好きです。

    案内人が優しいふりをせず「世界は絵」「材料は魂」と断定して説明を拒むのも、この作品の温度を決めてる。
    希望より“決意”が残る、終末系ファンタジーの導入としてかなり良い引きでした。

    • 2026年1月31日 02:53