好きだったからこそ……

 サッカーに燃える彼。

 その姿がカッコよくて、応援してきた。
 しかし、大切な一戦を前にして、ひなたは耳に挟んでしまう。

 ――――ゴールを決めたらあの子に告白するんだ、と。

 私じゃなくて、あの子。
 彼の真意を知ったひなたは、どのように試合を見つめたか。

 彼女は、本人すら気づいていなかった現実に直面することに。
 どうしようもなく生々しく、目を背けられないほどの感情。
 それは――――
 
 誰の胸にも潜んでいることでしょう。

 青春の汗に普遍性を載せて。
 オススメします。