遠く離れても、二人の心の距離は近いまま

 これから離ればなれになるカップルの悲しさと絆がしっかりと描かれている作品でした。

 主人公の及川は北海道の大学の獣医学部、その彼女の藤堂は東京の美大へ行くらしい。
 つまり、二人は進学と同時に離ればなれになってしまう。

 普通に考えたら、東京と北海道はあまりにも離れていて、このままカップルで居続けることは難しい。
 君の名はより前の新海誠の作品だったら、確実に二人は恋人じゃなくなるようなシチュエーションだけど、この二人なら、離れていてもお互いを想う気持ちが弱まることはないだろうなと、そう思わせる絆の強さを感じました。
 サクッと読めますし、大変おすすめの作品です。

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