雪密室の謎をニートの妹が解き明かす

 丑三つ時に白装束姿の女が、公園の木に押し当てた藁人形に杭を刺しまくるシーンからこの物語は始まります。

「なにこれ、もしかしてホラー要素ある?」と思ったけど、ご安心ください、べつに怖くないです。

 さて、ここからがこの物語の本筋です。
 主人公はジョギング中、公園の木の下に女性の死体を発見します。
 その死体の胸や腹部は鋭い刃物のようなもので滅多刺しにされていました。

 また、主人公は足跡が周囲にひとつしかないことや、杭に貫かれた藁人形が木にくっついていることを発見します。

 いったいどうしてこうなったのか?
 主人公はニートだけど天才的な頭脳を持っている妹に謎を解いてもらおうと電話をかけます。
 さあ、あなたはその前に、この謎の答えに辿り着けるか……。

 真相も意外性があってよかったんですが、妹のキャラも魅力的で、彼女と主人公との会話も読んでいてとても楽しめました。
 短いですが、しっかりとしたミステリーが味わえるので、おすすめです。

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