この「祝い」は、別れの始まりになるか。それとも──。


志望校の合格と進学を機に、二人の恋人は遠距離となる。

北海道と東京。
子どもから大人になりゆく彼らには、あまりにも遠い距離だ。


その間に、いろいろな出会いもあるだろう。
別の寄り添ってくれる人も現れるかもしれない。

それでも。

これから目の前に立ちはだかる圧倒的な距離を縮めるかのように、ある約束をする。

この祝いは、別れの始まりか。それとも──。



晴れやかな祝いの裏にある静かな恋人たちの悲しみ。
2人が6年後も共に在れば良いと、願わずにはいられない作品であった。

この祝いと別離の日を懐かしむように、二人で笑って話せますように。

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