第9章:父の背中への応援コメント
おお、お父さんとの対話も随分進んでますね!よかったです!お父さんもリハビリ頑張ってと応援したくなります!
作者からの返信
遠山愛実さん
第9章、読んでくださってありがとうございます。
お父さんへの応援の言葉、本当に嬉しいです。
この章で描きたかったのは、「許さないが、理解する」という着地点でした。
主人公は、父親に言うんです。
「俺、父ちゃんを許せない」
でも、続けて言う。
「でも、理解はできる」
父親も、苦しんでいた。
父親も、後悔していた。
それでも、家族のために働き続けた。
不器用に。でも、必死に。
主人公は、それを理解した。
理解したからといって、許せるわけじゃない。
運動会に来なかったことも、参観日に来なかったことも、忘れられない。
でも、父親がなぜそうなったのかは、わかる。
なぜなら、自分も同じだったから。
「俺は、お前を許さない。でも、お前の息子として生きていく」
この言葉に、すべてが込められています。
そして、父親は言う。
「お前は、お前の道を行け。俺と同じになってもいい。でも、俺よりマシになれ」
この言葉が、父親からの最後の贈り物でした。
第8章:10分から始めるへの応援コメント
おお、颯太と丸一日遊んだんですね!もうあなたは前のあなたではない、だから変われると信じてます!もう変わり始めてます!
作者からの返信
遠山愛実さん
第8章、読んでくださってありがとうございます。
「もう変わり始めてます!」
この言葉、本当に嬉しいです。
たった一日。颯太と公園に行って、ブランコを押して、ブロックで遊んだだけ。
でも、主人公にとっては、人生を変える一日でした。
颯太が転んで膝を擦りむいた時、絆創膏を貼ってあげる。
「パパ、ありがとう」
この言葉が、主人公の胸に沁みる。
颯太は、まだ主人公を信じてくれている。
「パパがいるから大丈夫」と言ってくれる。
この信頼に、主人公は応えたいと思う。
でも、主人公もわかっているんです。
来週から、また仕事が始まる。
また終電の日々が来る。
颯太と遊べない日も来る。
だから、「10分でいい」と決めた。
完璧じゃなくていい。
でも、10分は作る。
そして、10分で終わらせない。
この覚悟が、主人公を変えていきます。
第7章:妻の鏡②への応援コメント
美咲は優しくも厳しいですね……
作者からの返信
遠山愛実さん
第7章②、読んでくださってありがとうございます。
「優しくも厳しい」、本当におっしゃる通りです。
美咲を描く時、「理想の妻」にはしたくなかったんです。
美咲も、疲れている。限界だった。
「私もね、疲れてた」という告白。
「一緒に歩きたかっただけ。あなたの後ろでも、前でもなく。隣で」
この言葉に、美咲の本音が詰まっています。
美咲は主人公を支えたいわけじゃない。
主人公に守られたいわけでもない。
ただ、隣を歩きたかっただけ。
でも、主人公はいつも一人で走って、家族を置き去りにしていた。
それでも、美咲は主人公を諦めなかった。
「10分から始めて、それで満足しないでね」
この言葉は厳しい。でも、これは期待の裏返しなんです。
美咲は、主人公がまた「ごめん」と言って終わることを恐れている。
だから、釘を刺す。
「見てるからね」
これは脅しじゃなくて、「私は諦めないから、あなたも諦めないで」という意味だと思っています。
第7章:妻の鏡①への応援コメント
おお、美咲や颯太との関係が少し変わり始めますね!
作者からの返信
遠山愛実さん
第7章、読んでくださってありがとうございます。
そうなんです、ここから変わり始めます。
でも、主人公が自然に変わったわけじゃないんです。
美咲が「鏡」になったから。
「あなたは、お父さんに似てきた」
「颯太があなたを見る目が、遠い」
この言葉が、主人公の心を動かす。
主人公は、颯太を起こしに行くのを最初は躊躇します。
「もう寝てるし」と言い訳する。
でも、美咲が「10分だけでいい」と背中を押す。
そして、主人公は立ち上がる。
足が震えながらも、颯太の部屋に向かう。
この「一歩」が、どれだけ重いか。
主人公にとって、これは父親を否定してきた人生を、初めて変える瞬間なんです。
後半では、颯太が「パパ、大好き」と言います。
そして、「パパがおしごと行く時、持っていって。そしたら、ぼくのこと忘れないでしょ」と。
この言葉が、主人公の心を打ち砕きます。
颯太は、父親に忘れられることを恐れている。
3歳の子どもが、そんな不安を抱えている。
主人公が、そうさせてしまった。
でも、ここから変わろうとする。
第6章:口論の後への応援コメント
主人公も美咲も限界、さらにお父さんの認知症……なんかこの小説を手放せないです!
作者からの返信
遠山愛実さん
第6章、読んでくださってありがとうございます。
「手放せない」と言っていただけて、本当に嬉しいです。
この章は、この物語で一番大切なシーンの一つです。
主人公は、実家の自分の部屋で、一人で泣く。
声を殺して。誰にも聞かれないように。
そして気づくんです。
「父親も、こうやって泣いたことがあるんだろうか」と。
父親を憎んでいた。許せなかった。
でも、父親も同じように苦しんでいたのかもしれない。
同じように孤独だったのかもしれない。
この「理解してしまうこと」が、主人公をさらに苦しめる。
憎めば楽になれる。でも、理解してしまうと、憎みきれなくなる。
この矛盾を抱えたまま、主人公は前に進むしかない。
次章では、妻が主人公の「鏡」になります。
妻が、主人公に「あなたはお父さんに似てきた」と告げる。
そして、主人公は颯太を起こしに行く。
ここから、主人公は少しずつ変わり始めます。
完璧には変われない。でも、少しずつ。
第5章:主人公の限界への応援コメント
ああ、とうとう美咲も限界が……この後どうなるのでしょう……
作者からの返信
遠山愛実さん
第5章、読んでくださってありがとうございます。
美咲の限界、描くのがつらかったです。
「もう、諦めた」
この言葉は、怒りや非難よりもずっと重い。
美咲は、主人公を愛している。だからこそ、一人で颯太の世話をして、家事をして、仕事もして、すべてを背負ってきた。
でも、もう限界だった。
「私が欲しいのは、あなたが家にいてくれることだけ」
このシンプルな願いすら、主人公は叶えられない。
そして、主人公も気づくんです。
「俺は、何を守っているんだ」と。
家族を守るために働いている。でも、家族は壊れている。
この矛盾が、主人公を押しつぶします。
第4章:口論への応援コメント
おお、お父さんとの真っ向からの口論、いいですねえ。仕事に比重を置き過ぎると、家族がなおざりになる……難しいですね……
作者からの返信
遠山愛実さん
第4章、読んでくださってありがとうございます。
「仕事に比重を置き過ぎると、家族がなおざりになる」
本当に、おっしゃる通りです。
でも、この章で描きたかったのは、実はもう一つあるんです。
それは、父親も主人公も、どちらも被害者であるということ。
父親は「家族のため」と信じて働き続けた。でも、家族からは「いない人」として扱われた。
主人公は「父親みたいにはならない」と誓った。でも、気づけば同じことをしている。
そして、二人が本音でぶつかり合った時、父親は言うんです。
「だったらお前もわかるだろ。辞められねえことくらい」
この一言が、主人公を打ちのめす。
なぜなら、本当にわかってしまうから。
憎んでいた父親と、自分が同じだと、認めざるを得ないから。
この「理解してしまうことの地獄」が、この物語の核心です。
第3章:父の異変への応援コメント
今度は実家での場面ですね。頑なに病院に行かなかったお父さんが息子の頼みで病院に行くようになった。それは大きな転換点ですね!
作者からの返信
遠山愛実さん
第3章、読んでくださってありがとうございます。
着眼点が鋭いですね。まさに、ここが大きな転換点です。
「俺も、心配してる」
主人公がこの言葉を口にした時、父親は驚くんです。「お前が?」と。
父親は、息子が自分を心配しているとは思っていなかった。
そして主人公も、自分が父親を心配していることに、言葉にして初めて気づいた。
憎んでいたはずなのに。
許せないはずなのに。
でも、父親が壊れていくのを見ると、胸が痛む。
この矛盾が、この物語の核心です。
第2章:会社の現実への応援コメント
うわあ、 なんか家庭まで壊れそうな予感がしますね……世知辛い現実……
作者からの返信
遠山愛実さん
第2章、読んでくださってありがとうございます。
おっしゃる通り、このままでは家庭も仕事も、全部崩壊してしまいそうですよね。
主人公は、妻から「もう諦めた」と言われてしまう。これは、怒られるよりもずっと重い言葉です。
でも、ここからが本当の物語の始まりなんです。
父親が病に倒れ、主人公は初めて父親と正面から向き合うことになります。そして、自分が父親と同じ道を歩いていることに、ようやく気づく。
崩れかけた家庭を、主人公はどう立て直していくのか。
いや、立て直せるのか。
第1章:父ちゃんの背中への応援コメント
仕事と家庭のバランス...現実は甘くないですよね...
作者からの返信
遠山愛実さん
第1章を読んでいただき、ありがとうございます。
おっしゃる通り、仕事と家庭のバランス、本当に難しいですよね。
主人公は「父親とは違う道を選んだ」と思っていたのに、気づけば同じ構造に飲まれている。業界は違っても、結局「家族のため」という言い訳で、家族から逃げてしまう。
この物語では、その矛盾と向き合い続ける主人公を描いています。
エピローグ:少しだけ、マシになったへの応援コメント
いいんです、完璧でなくて。これからも父親というもう一つの仕事を頑張ってください!
作者からの返信
遠山愛実さん
エピローグまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
「完璧でなくていい。これからも頑張ってください」
この言葉が、この物語の結論そのものです。
主人公は、完璧な父親にはなれませんでした。
3年経っても、まだ仕事は忙しい。
颯太の手を強く握りすぎて、「痛いよ」と言われてしまう。
でも、すぐに力を緩める。
「ごめん」と言える。
父親は、主人公の「痛い」を聞けなかった。
でも、主人公は、颯太の「痛い」を聞ける。
この違いが、世代の連鎖を少しだけ変えるんだと思います。
入学式のシーンで、父親と主人公が目を合わせる場面があります。
何も言わない。言葉はいらない。
でも、何かが通じる。
これは和解じゃない。許しでもない。
ただ、お互いを理解した者同士の、静かな承認です。
そして、颯太が「じいちゃん、ちょっと怖い。でも、悪い人じゃないよね」と言う。
この無邪気な言葉が、すべてを包み込む。
颯太は、主人公と父親の確執を知らない。
颯太にとって、じいちゃんは「ちょっと怖いけど、悪い人じゃない」人。
それでいいんだと思います。
最後、主人公が独白します。
「俺は、父親を許さない。
でも、父親がいたから、俺はここにいる。
それだけは、認めてやる」
この矛盾を抱えたまま、主人公は生きていく。
完璧じゃない。
でも、昨日より少しだけマシになろうとしている。
それが、この物語の希望です。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
遠山さんのコメント、すべて読ませていただきました。
一つ一つが、本当に励みになりました。コメントを返すのも熱量がいつもより増してしまいました。
物語の核心を理解してくださって、そして主人公を応援してくださって。
作者として、これ以上嬉しいことはありません。
本当に、ありがとうございました。