二人の逃避行の行く先に光はあるか
- ★★★ Excellent!!!
島国を二分する王のうち、南の獅子王家の娘・咲。
彼女はある晩、突然に降嫁先の屋敷を追われます。謀反が起こったのです。
幻獣・金獅子を従える力のある『血』を敵に渡さぬため、咲は捕らわれる前に死に場所を求めます。そんな彼女を助けたのは、弟王子の従者・春臣でした。
二人きりの逃避行。
その過程で起こる様々なことが、物語に不穏な影を落とし続けます。
咲と春臣の間に生まれていく絆にすら。
冒頭から緊迫した状況で引っ張ってくれ、読者をこの世界へと落とし込んでくれます。
年の差と主従関係に萌える方にもお薦めです。
幻獣の金獅子の存在感も大きく、鉄格子から飛び出した巨大な鼻面とか、巨体のモフモフが想像できて楽しいですよ!
二人の逃避行の先に光はあるのか?
不穏さに震えながら、見守ってみてください!
お薦めです(^^)!