あの日背中を押してくれた『言葉』が、今の私を温めてくれています

カクヨムを始めて、まだ4ヶ月の私。
当初レビューとコメントの違いすらわからず、レビューを書くことにも臆病になっていました。

そんな私を救い、背中を押してくださったのが、お仕事中の情シスさまの「レビューを書いてみなよ」というお言葉でした。

このエッセイは、戸惑いのなかにいる「卵」たちの殻を、優しくユーモアたっぷりにノックしてくれるような、温かな眼差しに満ちています。

綴られた言葉の一つひとつに、著者が痛みを乗り越えてきたからこその「本物の優しさ」を感じます。
「完璧じゃなくていい」という飾らない励ましに、救われる書き手はきっと私だけではないはずです。

「卵を割らずに、温める側になろう」というメッセージは、創作の世界を愛するすべての人に届いてほしい、大切な祈りのように響きました。

多くの人に届いて欲しい……やさしいエッセイです。

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