東京を守るため、熟練エンジニア(70-80代)たちが頑張る!
- ★★★ Excellent!!!
「人は自由に生きてるつもりで、最初から選ばされてる。……笑えねぇ話だ」
舞台は2023年の(パラレルワールド的)東京で、東京がディストピア化されそうだから、70-80代のお爺ちゃんエンジニアたちが、スリルとサスペンスに満ちて頑張る、という雰囲気です。
まず、この作品がSFとして非常に優れている点を念押ししたく思います。
その上で、この作品の特徴を語ると、『現代の東京』と『在りし日の東京』、例えば『アニメ、アイドル、メイドの秋葉原』と『電子部品街としての秋葉原』などの描写にあると思います。
(押井守が手がけた二本の劇場版パトレイバーが執拗に東京を描写したのを彷彿とさせます)
謎の老人が出てきて告げるべきを告げたら消える、現代都市の地下をダンジョンのように描く、万世橋、中野サンプラザ、新橋の旧貨物駅(この作品でも劇場版パトレイバー2でも重要シーンです)、インフラとしての都市、生命としての都市、そういったモノの描写も魅力的です。
私が押井守が好きすぎて、作者の意図にあらざることを書いている可能性もありますが、とにかくお勧めします!