作品を読んですぐに、懐かしい昭和の空気を感じました。あの頃はああだった――中学校の坊主頭の男子たち、校庭をけたたましく走る違法改造バイク――40代半ば以上の方なら、あの頃の自分を思い出すのではないかと思います。
高校が新設され、そこを目指す……団塊ジュニア世代にとっては普通のことでしたが、令和の若者にとっては異世界レベルに見えるはずです。
自作の十六ミリフィルム映画にハサミを入れて編集する……後戻りのできない選択と決断、Undoの利かなかったシビアな時代を思い出しました。
インターネットがなかったどころか、家庭にはコンピュータの無かった時代、だいぶ令和と違いましたね。
個人のこういう体験談が集まると、やがて文化史に繋がるのかもしれません。興味深く拝読させていただきました。