同感しかない

 ナイナンバーカードの取得と更新と利用にまつわるわずらわしさ。
「誰が考えたの?」と首をかしげますよね。
 我々ですら「ええ?」となるのに、これ、高齢者の多くは無理じゃないでしょうか。

 銀行や改札で老人に頼られたことのある人なら分かると思いますが、画面の前でみんな困惑されていますよね。
「どうしたらええの?」と。
 そんな時は係の人を呼びますが、呼ぶまでもない時は、
「それはもう終わったのでカードを抜いて大丈夫ですよ、領収書はここをタッチしたら出てきますよ」くらいのことは手伝った経験が誰にでもあるのでは。

 老人がもっとも必要とするであろう保険証において、それを上回るこのややこしさ。
「これ、誰が考えたの?」