新聞部が解き明かす、学園に巣食う“死神”

封印された死神が、現代の学園で復活する。
新聞部の面々は、連続殺人事件と「死神の岩」にまつわる謎へと挑んでいく。
実際に現場に遭遇した関係者によると、死神が現れて瞬間的に校舎を移動したという。

舞台設定やトリックの大胆さには、金○一少年シリーズを思わせるものがあり、ミステリとしての骨格がしっかりしています。
個性豊かな新聞部員たちが少しずつ真相に迫っていく過程も読み応えがあり、真相解明パートに入ると緊張感は一気に高まり、最後まで気を抜けない構成でした。

また、主人公を取り巻く女の子たちの恋模様が、重くなりがちな物語の良い緩衝材となっており、全体のバランスを整えています。

さらに特筆したいのは、読後に「もう一度読みたい」と思わせる点です。伏線を探すためでもありますが、それ以上に、黒幕の心理を改めて追いたくなる余韻が強く残りました。

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