笑って読めるのに、気づけば刺さる ――カメ子ちゃんと学ぶ、人間世界
- ★★★ Excellent!!!
8話までのレビューです。
丸男くんの家に、ある日突然やってきた緑色の女の子。
え? カメムシのカメ子?
最初の4話は、人間世界にやってきたカメ子ちゃんが、少しずつ日常に馴染んでいくまでが描かれます。
このあたりは、ややお母さんにスポットが当たっている印象が強く、家族との距離感や受け入れの過程が丁寧です。
5話以降は、カメ子ちゃんと出会う人たちそれぞれの悩みや問題に焦点が移っていきます。
作者さまが扱うテーマは、日常生活の中では見過ごされがちなものが多く、決して軽くはありません。
それでも、カメ子ちゃんと周囲の人々とのやり取りを通して、コミカルに、どこか和やかに、その大切さを伝えてくれます。
説教臭さはなく、気づいたら考えさせられている。このバランス感覚が心地いいです。
皆さまも、カメ子ちゃんの目線で、人間社会を少し覗いてみませんか?
後半はどうやら宇宙からの侵略者も登場する様子。
カメムシですからね……アレも、やっぱり出てしまうんでしょうか。