概要
帝国が落ちる? 美女に殺されそう? しかし粘土板を返却しなければ!
紀元前六一二年。
アッシリア帝国の首都ニネヴェは、バビロニアとメディアの連合軍によって陥落しようとしていた。
絶体絶命の状況のさなか、王宮書記官エルバは重大なことを思い出す。
——王宮から借りた粘土板を、まだ返却していない。
粘土板には楔形文字で、「持ち去ったり損傷した者は、書記の神ナブーに罰せられる」と刻まれていた。
主に女性関係が原因で、すでに神々の怒りを買っている自覚のあるエルバは、死後の神罰を避けるため、敵軍が攻め入る王宮へ粘土板を返しに行くことを決意する。これは自業自得。
しかし、革袋を抱えて家を出た彼を待っていたのは、エルバの命を狙う、かつての恋人アタリアだった。どうしてそうなった。
愛と戦の女神イシュタルと、書記の神ナブーが見守る帝国最後の日。
女好きで口達者
アッシリア帝国の首都ニネヴェは、バビロニアとメディアの連合軍によって陥落しようとしていた。
絶体絶命の状況のさなか、王宮書記官エルバは重大なことを思い出す。
——王宮から借りた粘土板を、まだ返却していない。
粘土板には楔形文字で、「持ち去ったり損傷した者は、書記の神ナブーに罰せられる」と刻まれていた。
主に女性関係が原因で、すでに神々の怒りを買っている自覚のあるエルバは、死後の神罰を避けるため、敵軍が攻め入る王宮へ粘土板を返しに行くことを決意する。これは自業自得。
しかし、革袋を抱えて家を出た彼を待っていたのは、エルバの命を狙う、かつての恋人アタリアだった。どうしてそうなった。
愛と戦の女神イシュタルと、書記の神ナブーが見守る帝国最後の日。
女好きで口達者
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!滅亡と虐殺の渦中で「え?そこ?」という読者のツッコミと脱力が止まらない
面白いんですよ。コメディです。女性を口説きまくる軽薄な感じのイケメンが、「勢い任せのでたらめ & 軽快な口八丁」で死地を切り抜けながら、図書館の本を返却しにいくんです。
でも都市は滅亡寸前なんです。
……図書館の本を返却しにいくんです。
これは史実に基づいた紀元前のお話で、大都市がバビロンに攻められて虐殺が始まるところなんですね。そこでなぜか「図書館に本を返しにいく」んです。
死地を切り抜けるんですけど襲ってくるのは敵の兵士じゃなくって、女性問題のほうなんです。痴話喧嘩とかそうゆうのです。
でも都市は滅亡寸前なんです。
「え?いま?そこ!?」という本当にくだらないどうでもいいことのた…続きを読む