面白いんですよ。コメディです。女性を口説きまくる軽薄な感じのイケメンが、「勢い任せのでたらめ & 軽快な口八丁」で死地を切り抜けながら、図書館の本を返却しにいくんです。
でも都市は滅亡寸前なんです。
……図書館の本を返却しにいくんです。
これは史実に基づいた紀元前のお話で、大都市がバビロンに攻められて虐殺が始まるところなんですね。そこでなぜか「図書館に本を返しにいく」んです。
死地を切り抜けるんですけど襲ってくるのは敵の兵士じゃなくって、女性問題のほうなんです。痴話喧嘩とかそうゆうのです。
でも都市は滅亡寸前なんです。
「え?いま?そこ!?」という本当にくだらないどうでもいいことのためにイケメンが頑張ります。やな奴なのかなーというとそんなこともなくて、だんだん応援したくなってきます。不思議な中毒性があります。
軽薄でデタラメといいましたけど、妙に倫理的なんです。
作者の方も妙に倫理的で、史実に忠実であろうと細部まで正確です。たぶん、歴史考証とか誰も気にしないだろうに……登場人物も作者の方もなんでこんなに真面目なんだろう。いや、コメディとは真剣にやるものなんでしょうね。
面白いのでおすすめです!