Web小説で異世界転生・転移は当たり前。
人間としてだけでなく、犬になったり、猫になったり、龍になったり、スライムになったり、果ては剣や自動販売機など無生物にまで。
しかーし、犬が人間になって異世界転生、これは珍しい。
高校生ジーコに飼われる犬、タタロオは、ある日、犬小屋の奥へ奥へと進んでいく……と、そこはなんと異世界。しかも人間になってる!
タタロオがやって来た世界は獣人ぽい人たちが暮らす世界。
そんな世界で同じくこの地にやってきた野良犬のチャウ丸と猫のシャムりんと共に「三銃士」と祭り上げられていくタタロオの珍道中。
単純な無双はないけれど、クスリと笑える物語をぜひご一読ください。
最近よく見かける、タイトルをあらすじにギュッと詰め込んだ異世界もの……
ではありません。良い意味で裏切られます。
まず、1話の冒頭文から斬新です。
「おれはイヌだ」 え??主人公、犬!?しかも人間になります。
そしてタタロオの一人称視点と語りで物語が進んでいくのですが、本当に面白いです。テンポも最高。
タタロオの語りが面白く、……君、令和の犬じゃないな!?平成から来てるだろ!的な語り口調なんです。
愛犬家として、そしてタタロオと同じ雑種を飼っている身として「もしこの子も異世界に行ったら……?」なんて思いながら、ゆっくりと拝読させております。
これからも我が家の愛犬と一緒に応援させて頂きます!
非リア充な犬「タタロオ」が仲間たちと異世界で冒険を繰り広げる本作。
人間の世界と異世界を行き来する設定で、魔法や謎のアイテムや謎の食材(詳細は知らないほうがいいかもしれない)などが登場するため、毎回新鮮な気持ちで楽しめます。
異世界では「タタロオ」や仲間たちは人間に近い姿になりますが、異世界の住人はヤギ頭など、動物の頭を持つキャラクターが多く登場します。
キャラクターの描写もしっかりしているので、ケモナーキャラが好きな方も必見です。
ただし、ノリも設定も良い感じにぶっ飛んでいます!
犬視点ならではの発言に加え、飼い主や周囲の人間から得た現代知識や異世界の常識――つまり現代では非常識ともいえる価値観が炸裂することも多く、初見では驚かされるかもしれません。
しかし他の方のレビューにもある通り、読み進めるうちにそんな独特のノリがクセになってくる作品でもあります。
読者の皆さまは「タタロオ」やその仲間たちや異世界の王国の登場人物に注目されていることが多いようなので、ここでは人間の世界――主人公の飼い主である「ジーコ」に注目して本作を楽しむという読み方を紹介したいと思います。
紹介文では「非モテ」と書かれてしまっているジーコは、男子高校生。
ラノベ好きの歴史好き。
温厚な性格ですが、日々を少し退屈に過ごしています。
そんな彼ですが、タタロオとの時間を大切にしており、話しかけることもしばしば。
そして、異世界で突如としてラノベや歴史の知識が必要になる場面では、タタロオが持つ知識(ジーコから聞いた話や、家や近所で耳にした会話など)が活躍します。
そう考えると、ジーコはまさに影の立役者と言っても過言ではありません。
また、ジーコがスマホを所持していることや、小学生の頃にスマホを欲しがっていた描写などから考えると……物語の時間軸は平成後期~令和初期あたりなのではないかと予想しています。(私が描写を読み飛ばしてしまい、明確に時代が示されている可能性もあります)
しかし、平成後期~令和初期が舞台と思われる一方、描写やキャラクターのノリ、発言にはどこか平成初期~中期を思わせる懐かしさがあります。
特にジーコの父親の言葉選びには、凄まじいまでの昭和感を漂わせますw
もしかすると、ジーコの母親とは少し年齢が離れているのでは……などと余計な考察までしてしまいました。
最近の作品ではあまり見かけないタイプのキャラクターだからこそ、どこか懐かしく感じられるのかもしれません。
タタロオとジーコ。
飼い犬と飼い主。
一見すると、それだけの関係に見えます。
しかし、物語が進むにつれて二人の関係性や、その周囲にある謎も少しずつ増えていきます。
この二人の間にある"つながり" が、物語の中でどのような意味を持つのか。
そこを考え始めると、なかなか考察が捗ります。
軽い気持ちで読める楽しさがありながら、ふとしたところに小さな引っかかりを残してくる。
そして、その何気ない描写の積み重ねから骨太な設定の存在を感じさせる作品だと思います。
私自身、数々の謎が明らかになるまで引き続き読み続ける予定です。
みなさん、犬小屋の中を気にしたことはありますか?
私は、特にありませんでした。
が!!!このお話を読むと、無性に犬小屋の中を確認したくなりますッ!!!
あれ?もしかして繋がってる???……みたいな……
また、犬視点での感情も描かれているので、「もしかしたら、周りにいる犬や猫も、こんなこと考えてるのかな?」なんて思いながら、野良猫たちのことも観る様になりました。
読むと、周りへの見方が変わるかも!?
また、それぞれのキャラクター達の性格、クセ、話し方がしっかりと分かれているので、イメージがフッと沸きます。
タタロオ達と一緒に、コチラとアチラの世界の違いに時に驚き、時にクスッとなります。
……そして、なんといってもみどころは、ただの漫遊記ではなくッ!!しっかりと世界を救うために時に戦うタタロオ達を、応援したくなるのです。
おニューの犬小屋に開いた穴を抜けると、そこは異世界でした……と言う導入からの、飼い主の知性とフュージョンしているとは言え、妙にインテリわんここと、タタロオ氏の一風変わった冒険が始まります。
子供の頃触れた作品を思い起こさせる温かな筆致から、さぞ優しい世界なのだろうと思いきや――中々にぶっ飛んでいます。
息をするようにギャグが襲いかかり、作り込まれていながらもシュールな異世界を、人化したタタロオ氏のテンポの良い一人称で進んで行くと言う、そこはまさにワンダーランド。
それでいて、非常にインテリジェンスな解説が挟まったりしますので、おおよそ中だるみと言う物が存在しません。
映画版ジャイ〇ンのように豪気な野良犬、チャウ丸と、シャム猫に憧れる非シャム野良猫ことシャムりんをパーティーに加え、冒険は一層カオ――賑やかに。
こんな異世界物があっても良いと、強く思わせてくれた作品です。
マジ顔しながらユーモアと風刺でその世界を探検……
わんこが、ありったけの好奇心と勇気と知識でもって、懸命にその世界に向きあっております——
〝たたろお?〟……なんで、そんな響きと検索すれば驚かされます😵
ゆるくも大事(死活問題)に向き合うように連発されるわんこの思いが、ときにはダジャレ(?)ずっこけ(?)パワーワードになっている🐶
この世界、ふざけているんだけど、ふざけてないのかも ( ̄▽ ̄)"
〝〇〇反発エネルギー〟には、ドキリとされると同時、笑わされました。
それ、言っちゃうかぁ~😅 と……
書き手・読み手が集まる花園にしてバトルワールドならではだなぁ、と、
その世界に引きこまれました🍀 いかかでしょうか📖
飼い犬の「タタロオ」が人間のような姿になり、勇者として異世界を冒険する物語。
読めば毎話クスッと笑ってしまう、ユーモア溢れる作品です!
タタロオの目線で描かれる高校生の飼い主「ジーコ」の姿には、「人間って犬からこう見られているのかも?」と思わず共感。ジーコもタタロオも、意外と(?)物知りで感心させられます。
登場キャラクターたちはみんな個性がはっきりしていて、情景が目に浮かぶよう。タタロオ自身は「自分には特別な力がない」と思っていますが、どんな状況も受け入れるその受容力こそが彼の素晴らしい強みだと感じます。
今ちょうどハラハラする展開まで読んでいます。タタロオ、応援してるぞー!