現代のオタク大学生4人組が昭和初期の日本へタイムスリップ! 娯楽の少ない時代に、自分たちの愛するライトノベルを生み出すため昭和の文学界に挑む! ラノベ創作に燃える若者たちの歴史改変ファンタジーです。
コミュ力お化けな主人公・涼宮が、意地と情熱でライトノベルを売り込んでいく姿が熱い!
涼宮はサークルの部長といえど、特別な文才や絵心があるわけじゃない。けれどライトノベルへの情熱を武器に出版社へ何度も作品を持ち込む。しかし、「小説は高尚な文学であるべき」という価値観が根強い業界で、ライトノベルは理解されず、門前払いにあってしまう。それでも「俺たちが時代を変える」と信じて、挑戦を続ける姿に引き込まれるんです。
何故そこまで自信を持てるのか。それは涼宮が仲間の才能や努力を誰よりも信じているから。そんな涼宮の信頼に仲間たちも応えるべく創作に打ち込む。オタク心で結ばれた仲間の絆が、さらに胸を熱くさせるんですよ。
やがて世に出た彼らのラノベは賛否両論の大論争を巻き起こし、文学の常識を塗り替えていく……。ラノベへの情熱が滾る一作です。
(新作紹介「カクヨム金のたまご」/文=愛咲優詩)