概要
そんな異常な衝動を隠して生きる会社員がいる。
那須はある日、職場で運命的な出会いをしてしまう。
柴田恭太朗様自主企画
≪【三題噺 #150】「上」「的」「感情」≫参加作品
近況ノート https://kakuyomu.jp/users/90505/news/2912051602661802133
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!いちばん幸せな時
今の猫小路さんは、書けて書けて仕方がない、という時期なのだろう。
何でも書ける。
それもビシッと決まったものが次々と書ける。
これは一朝一夕で出来ることではなく、積み重ねたものがあってこそだ。
感心するのは一切の無駄のなさと、読者を惑わせていく展開と、細部の描写の巧さだ。
瞳の造形をここまできれいに整理し、花に喩えながらその美しさと透明感を読み手にありありと伝えるのは才能である。
猫小路さんの小説は安定感抜群である。短編の妙手に必要なものが太い幹となり、枝葉の先端までしっかり行き届いているという感じがする。
大勢の愛読者を得た今、もう向かうところ敵なしという感じで、書い…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その瞳は、その心のように……
その会社員は日毎強まる猛烈な衝動を抱えていた。
ヒトの瞳孔を、なにか鋭利なもので突き刺したい。
のちに会社員は出会う。美しい瞳を持つ者に──。
これがフェティシズムというもの……なのでしょうか。
その強烈な執着が、この会社員の場合、目──それも瞳孔に向けられた。
作者さまは幻想的・耽美的な世界から、少し古い時代、さらには現代の実際にありそうなゾクリ、また眩しいほどの純愛から危うい情愛まで──もはやなんでも、鮮烈な描写でもって語られますが、こちらはそのうちの耽美的な作品かと思いました。
なにせ瞳に対する描写が、まさにその「美」に「耽」っているのです。
目といえば「澄んだ──」とか「…続きを読む - ★★★ Excellent!!!う〜ん😓💦
わたしは、魂というものを信じていない。
なので、生まれ変わりなんてあるわけがないと思っている。
しかし、わたしには、前世があったのではないかと、たびたび思う。
急性先端恐怖症なのだ。
急性。
つまり、いつもじゃない。
時折、発作のように、世の中のありとあらゆる、尖ったものがコワくなる。
目も開けられず、脂汗をかき、震えるしかない。
前世があったなら、わたしは、目を突かれて、潰されたに違いない。
両目とも。
このお作品。
とても、おもしろい。
けど、思うのだ。
ないわ〜😓💦
絶対にないわ〜!
考えただけで、発作が起きそう。
わたしは、サングラスを集めるのが趣味の一つ。
外国人のように、…続きを読む