地下鉄の乗客たちの描写がリアルで、こういう人いるいると頷いてしまいました。次の乗客へと視点が移る度に頷きを繰り返すと共に、蓄積される苛立ちにも共感せずにはいられません。その苛立ちが限界に達したとき、主人公は何をするのかとハラハラです。しかし周囲を黙られる方法が見事でした。自らの印象を上手く利用した見事な一手だと思います。何はともあれ、公共の施設では他人の迷惑にならぬよう、行動したいものですね。
私の中にあった、文章で感じられる迫力の上限値が更新されました。凄まじい迫力です。主人公の気持ちに、ものすごく共感できるから、なんで、なんで、とはやる気持ちに飲み込まれ、気がついた時にはもう読み終わっていました。読書好きの皆様、こちらは読んでみたほうがいいですよ。本当に凄まじい。
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