概要
わたしの名前はサクラ
江戸末期。
平穏な時代。
男の格好をした少女の旅人。
名前は、サクラ。
彼女は、染井村で作られた
新品種の桜、吉野桜を見るために旅をしていた。
そんな彼女の行く手を阻む、輩が現れた。
自主企画·第三回さいかわ卯月賞
に参加させていただいてます。
お題『爪』
平穏な時代。
男の格好をした少女の旅人。
名前は、サクラ。
彼女は、染井村で作られた
新品種の桜、吉野桜を見るために旅をしていた。
そんな彼女の行く手を阻む、輩が現れた。
自主企画·第三回さいかわ卯月賞
に参加させていただいてます。
お題『爪』
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!吉野桜を見に行くという旅人の、その正体とは……!
うららかな春の街道に一人の旅人の姿。
男性の旅装だが、その正体はサクラという名の凛とした美しさを持つ少女。
染井村の吉野桜を見に行く、という目的で旅をしている。
腹をすかせた彼女は、旅の途中、茶屋のウメと知り合い、オニギリと沢庵をもらう。
美味しくいただいていると、何やら怪しげな連中がサクラに忍び寄り……。
江戸末期を舞台とした本作は、宮本様の持ち味である飯テロ描写を遺憾無く発揮されております!(とろろ汁!そしてシンプルなオニギリ&沢庵が美味そう!)
またウメとのやり取りを通して、サクラは人情味のある優しい性格であることが分かるのですが、後半での戦闘において、彼女が人の領域を超えたかのよ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!平和の陰に息衝く得も言われぬ忍びの花
お題『爪』の春の時代譚。
空腹のさなか、ささやかな爪の施しからお腹を満たされる幸福感のくだりは、うわべだけの平和なのかもしれません。
かたや、鬼の爪にまつわる刹那の惨劇は見るものすべてを竦然とさせる裏の現。
平和の均衡を表裏の爪による棲み分けで成立させるギャップがなんとも魅力的です。特に攻守入れ替わる爪の存在が生み出していく得も言われぬ対比描写が素晴らしい。
それらはまるで花や動物を愛でる太陽のような優しさと、月を欺くような妖しさで心をつかまれることでしょう。
優しく麗らかに、そして鋭く蠱惑的に描かれた二面性の春の姿を、ぜひ感じ取ってみてください。