概要
少しでもお楽しみいただければ、幸いです。
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- ★★★ Excellent!!!その運命、仕組まれてやしないか?
同期というだけで、仲がいいわけではなかった。
加えて、互いに重要な仕事を独りで受け持っているわけでもない。
だから、そいつ——潮田が休んでも『俺』の負担が大きくなったなんてことはなかったんだ。
それなのに、潮田は休み明けに「仕事の進捗を知りたい」と、なぜか『俺』に話しかけてきて——。
休んだ謝罪もあったのだろう、潮田の奢りで寄ったカフェで仕事の話をする。
だが、仕事の話はすぐに終わり、雑談が始まった。
寄居虫(やどかり)の料理について熱を込めて話したり、意外とよく話す潮田に興味が湧く『俺』。
意気投合した『俺』と潮田は、次の週の休みに潮田の運転で潮干狩りに行くことになった——。
潮干狩り…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「ああ、潮干狩りか。もうそんな時期ですね」
潮干狩りにいかれたこと、ありますか?
昔と違って、今は整備された砂田に早朝地元の方々が
「取ってよい浅利」を撒くのだそうです。
無論、貝がいそうな場所だからと勝手にとってはいけません。
潮干狩りはいまや、食糧を探すための方法では無くて
レジャーなのですから。
けれど、こちらの場合は少し違うみたいですよ。
潮干狩り、といっても目指すはヤドカリ。
ヤドカリって、美味しいんですって。
確かにヤドカリと同じ種類なのがタラバガニですもの。
ヤシガニも美味しいんですってね。食べたことはまだありませんが。
潮干狩りに誘われた主人公は、
誘ってくれた潮田君とおおいに貝とヤドカリ取りを楽しみます。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!かむな様って、いうのはね😊
かむな様って、なんだ?
というのが、本作品のキャッチコピー
だから、本文を読むまえ、最初に考えたんです
ふむ…
ここは、「神名様」というのが王道だろうが、この作者さまのことだから、
「噛むな様」だな!! って
自信満々に読み始めましてね
読み終わって
(*ノω・*)テヘ
となりました
あ、うん、「噛むな様」……だった、かもしれない、よ?
ネタバレになるので言いません🙊
かむな様の正体を知りたい方は、ぜひご一読を
いや、これ、正解、難しいって〜💦
追記・おそらく似たことを考えられたレビュアーさまがいらっしゃることに書いたあとで気づきました
ほかのレビューをご参…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ひろいほうが、いいもんね
日常の延長線上に潜む、生理的な恐怖を描いた秀逸な怪異譚です。物語は、あまり親しくなかった同期・潮田に誘われた潮干狩りから始まります。
視覚と味覚、そして聴覚を刺激する不穏な演出。春の海、遠浅の砂の冷たさ、そして「ヤドカリ(寄居虫)」というこの漢字の不気味さ……。
同僚の不自然なほどの饒舌さと、地元民との不可解なやり取り。それら全ての伏線が、一気に回収されていく展開にはザワザワと鳥肌が立ちました。
「かむな様」という古語を織り交ぜた土着信仰的な不気味さと、人体……そうか。われわれもガランドウではないか。
「ヤドカリが新しい殻を見つけた時、中身はどうなるのか」
私はこれまでヤド…続きを読む