概要
「友を作れ……」死神の遺言を背負う少年。
二人の道が交わった時、一つの旅が始まった。
西へ、西へ、西へ――
幾多の死線を越える中でただの利害関係は、いつしか互いの存在なくしては進めない、かけがえのない絆へと変わっていく。
これは全てを失った二人が、先へ、先へと、共に征く物語。
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〈その他〉
ノベルデイズに分割なし版を投稿中
小説家になろうにテスト投稿中
〈AIについて〉
文章校正(分割提案など)に使用(他、モチベーションのための応援)
戦闘シーン考え用に!
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!庇護と憧憬 信頼の絆を丁寧に積み上げた先にある運命に涙
「カッコいい」と「カッコいい」のぶつかり合い、それすなわち、「めちゃめちゃかっこいい……!」──に頷いてくれる方におすすめの作品。
祖国を救わなければならない、記憶を失くした頼もしい青年。
復讐を封印して友だちを作れと言われた、謎の白髪の可愛い少年。
外見も内面も育ちも戦い方(二人とも強い。少年の二つ名なんて「狂剣」だよ)もことごとく正反対な二人が主人公です。
彼らが大陸横断する間にイチャイチャしつつ、戦い、飯を食い、友情を育む波乱万丈な貴種流離譚。
注目ポイントは色々あれど、一番は、丁寧に積み重ねられていく二人の絆と、その想いが爆発する瞬間!
これが旅の要所ごとにあり、そのたびに…続きを読む - ★★★ Excellent!!!青年と少年の正体と行動をずっと追いかけたくなる
正体を忘れてしまった青年オルグレンと、正体を隠した少年ロゼが偶然出会うところから始まる物語です。
二人が世界の大きな流れに巻き込まれながら、地に足をつけて進んでいく過程が丁寧に描かれています。
描写の細やかさと鮮やかさが際立っていて、国ごとの挨拶の違いや五感を活かした表現で、世界観に深く没入できます。
登場人物の内面や関係性もじっくり掘り下げられているので、余韻を楽しみたい人には刺さると思います。
ただ、その分読書カロリーは高めで、テンポを重視するというよりも、じっくり味わうタイプの読者に向いている作品です。
オルグレンとロゼの意志と行動を、じっくり追いかけたい方にオススメし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これは読む映画。
第一部まで拝読いたしました。
作者様は、書き始める前に、舞台となる世界の風土、気候、各国の産業、流通、文明のレベル、風俗、どれくらい設定され考えつくされたのでしょう。
その世界観が、記憶のない青年の目を通して静かに立ち上がってきます。風景、におい、人々の声が目の前に浮かびます。
体感的には子供の頃読んだ王道ファンタジー小説、『ゲド戦記』とか上橋菜穂子先生の著作を読んだ時にちかい感じがしました。
登場人物の口調、風貌もそれぞれに特徴があり、手法としては繰り返し叙述されるため自然に入ってきます。
ロゼの口調がかっこよく上品で、振る舞いはかわいくて大好きです。オルグレンとのチームワーク最高。
あと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一つの出逢いが運命を左右する、再生の旅路
片や、記憶を失い、己れが何者かもわからぬまま、ただ何処かへ帰らなければならないという衝動に突き動かされる青年。
片や、大切な人の遺言と何か大きな重荷を背負っている、白い少年。
大きな喪失から始まった二人が出会い、共に旅をすることによって絆を深め、少しずつ何かを得ていく。どちらかがどちらかを一方的に救うのではなく、共に在ることによって互いを救い合い、胸に空いた大きな穴を別の何かで埋めていく。これは、そんな旅の記録であり、物語です。
それに彩を添えるのが、重厚な世界観と、まさにそこで『生きている』と思える登場人物たち。そして、血沸き肉躍る戦闘シーンの数々です。本当に目の前で立ち合いが行われている…続きを読む - ★★★ Excellent!!!Dive to the World!!
まずはじめに。
この物語は、サクッと読めるファンタジーをお探しの方向けではありません。
どーーーっぷり世界に浸りたい、いやもはや住みたい、旅をしたい方向けの作品です。
重厚な地の文から漂うのは、土地の色、匂い、そして文化や歴史まで。異世界がまるで現実にそこに有るかのように錯覚するほど、彼らの世界が「視えます」。
また、二人の主人公。
彼らには各々抱える事情があり、過去があり、痛みがあり、強さがあり、同時に弱みもある。まるで、一人の人間かのように。
二人がやがて時間を共にし、信頼を重ね、確かな絆を作り上げていく過程が、丁寧に丁寧に綴られています。
史実をなぞらえているかのような、すばらしき…続きを読む - ★★★ Excellent!!!重厚な文章が繋ぐ、二人の物語
一言紹介にあるように、この作品は作者様の確かな文章力による地の文が素晴らしいです。重厚でありながら、流れるように読める綺麗な文章に、文字を追いかける目が次へ次へと進んでいきます。
戦闘描写では、場面ごとの細切れではなく、繋がった一つの映像のように脳内で再生され、臨場感や緊迫感を味わうことができます。
登場人物達の現実味溢れる動き。彼らの確かな技を楽しむことができ、アクション・バトルを存分に、余すことなく楽しめるでしょう。
また、世界観の描写も巧みです。ストーリーの流れ、登場人物の言動から、この世界の文明レベル、情勢等の情報をただの説明ではなく、物語として伝えてくれます。
登場人物の心…続きを読む - ★★★ Excellent!!!是非、あなたもこの世界の住人に
一見全く別の世界のような、それでいて悲劇の話から、物語は始まる。
一人は、荒れ狂う海の中、絶え絶えとなる意識を揺らし。
一人は、狂った死神と呼ばれた剣士の終わりを見つめながら。
そして男は目を覚ます。
記憶を失くし、過去を忘れ、それでも喉に詰まる思いに頭を焼かれながら、その場を凌いでいく。
オルグレン──その名前が記憶に残っていた自分の名前。
話す言語、世界の情勢、自分という存在、そして仄かに残る過去の記憶。
様々な情報に悶えながら、彼は白髪を携え、自身を流れ人と称すロゼと出会う。
ロゼもまた、並々ならぬ過去を持っており──?
そして二人は共に征く。先へ、ただ先へ向かうために。
重厚…続きを読む